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2025年01月30日 17時11分

フリームファクシ、根岸ステークスで新たな挑戦!東京ダート攻略の鍵とは?

根岸ステークスに迫る!フリームファクシの挑戦と東京ダートの攻略ポイント

このフリームファクシ、芝とダートの両方で重賞制覇を狙うという野心的なプランを抱えています。特に、今年のフェブラリーステークスを視野に入れており、根岸ステークスでの勝利をその足掛かりとしようとしています。3走前のコールドムーンステークスでは初めてダートに挑戦し、いきなり4馬身差の圧勝という見事な結果を残しました。続くレースでも馬群の内から抜け出す競馬を見せ、成長の証を刻んでいます。

根岸ステークスは、ダート1400メートルという距離においてスタミナとスピードのバランスが求められるレースです。このコースは、直線が長く急坂もあるため、短距離ながらもスタミナが試される舞台となっています。過去の実績を振り返ると、東京ダート1600メートルで結果を出している馬がこのレースで好走する傾向があります。2016年のグレープブランデーや2018年のノンコノユメなど、東京マイルでの実績を持つ馬が好成績を収めています。

今年の登録馬を見渡すと、短距離で実績を積んできた馬が多く、マイル以上の距離での実績が乏しい馬も見受けられます。例えば、ドンフランキーは1400メートル以下で重賞3勝を誇る一方、1600メートルのフェブラリーステークスでは苦戦しています。一方で、タガノビューティーは東京ダート1600メートルでの実績が豊富で、根岸ステークスにおいてもその適性を活かす可能性が高いと見られています。

ダート界の未来とフリームファクシの可能性

ダート界は、昨年の最優秀ダートホースであるレモンポップが引退したことで、群雄割拠の様相を呈しています。フリームファクシは、芝とダートの両方での重賞制覇を目指し、GⅠ戦線への殴り込みをかけようとしています。その成長と進化は、ダート界に新たな風を吹き込む可能性を秘めています。

須貝調教師は「フェブラリーステークスに行きたい」と語り、M・デムーロ騎手も「もちろん!勝ちたいですね」と次の大舞台を見据えています。フリームファクシがこの根岸ステークスでどのような走りを見せるのか、そしてその後の活躍がどのように続くのか、競馬ファンにとって目が離せない存在です。

[鈴木 美咲]

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