スポーツ
2025年01月30日 21時10分

レスリング日本代表、新体制でロス五輪へ!伊調馨と小原日登美がコーチ就任

レスリング日本代表、新体制でロス五輪へ向けた第一歩

レジェンドの加入で高まる期待

伊調馨さんと小原日登美さんのコーチ就任は、選手たちにとって大きな励みとなっています。パリ五輪62キロ級金メダリストの元木咲良選手は、「小学生の頃から憧れていた選手たちから直接指導を受けられるのは光栄で、彼女たちの思いに応えるためにも頑張りたい」と意欲を語りました。元木選手にとって、伊調コーチや小原コーチは目標に向かう原動力であり、彼女たちの経験と知識が新たな刺激となっています。

また、パリ五輪57キロ級金メダリストの桜井つぐみ選手も、今回の合宿での充実感を表し、「強豪選手が集まる中で、緊張感のある環境が自分を成長させる」と語りました。彼女は、金メダルを手にしただけで満足せず、次なる目標に向けての決意を新たにしています。

女性コーチだからこそのアプローチ

新体制に女性コーチが加わったことは、選手たちにとって非常に心強いとされています。パリ五輪53キロ級金メダリストの藤波朱理選手は、「女性として何でも話しやすい存在で、精神的にも支えられている」と感じています。実際、伊調コーチは技術指導だけでなく、選手たちが抱える精神的な課題にも耳を傾け、サポートしています。このような細やかなアプローチは、選手たちのパフォーマンス向上に大きく寄与しているようです。

レスリング大国・日本の底力

昨年のパリ五輪で、日本代表は金メダル8個という過去最高の成績を収めましたが、井上謙二強化本部長は「満足は衰退の始まり」と、さらなる高みを目指すことを選手たちに訴えました。この言葉に選手たちは共感し、日々の練習に対する意識を一層高めています。藤波選手も「日々進化し続けることが勝利への道」と、その重要性を強調しました。

[高橋 悠真]

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