オリックス・岸田護監督が語る春季キャンプの挑戦と期待!
オリックス・岸田護監督が語る春季キャンプの挑戦と期待
雨天でも揺るがない岸田監督のビジョン
キャンプ初日はあいにくの雨となり、予定されていた練習メニューは大幅に変更されました。午前中は投手陣、午後は野手陣が室内練習場で分かれて練習を行う二部制が採用されました。それでも岸田監督は「みんなすごく初日にしてはいい入りだった」と選手たちの意欲を評価しました。監督自身も、A組とB組の両方の練習を精力的に見回り、選手たちの動きを細かくチェックしました。このような姿勢は、監督としての信念と選手たちへの期待を強く示しています。
地元とのつながりを大切にする岸田監督
キャンプ地である宮崎では、地元からの歓迎セレモニーが開催されました。岸田監督は宮崎県や市、観光協会から特産品を贈呈され、地元との良好な関係を築くことの重要性を再確認しました。こうした地域とのつながりは、チームが単なるスポーツ団体としてだけでなく、地域社会との連携を深める存在であることを示しています。
岸田監督は約3900人の見学客が訪れたことに感謝の意を示し、「かなり強い雨だったんですけども、最後まで応援してくれるファンの方がおられた」と述べました。ファンの熱意とサポートは選手たちにとって大きな励みとなり、シーズンを通じての活力源となることでしょう。
キャンプの成果を次なるステージへ
約1カ月に及ぶこのキャンプは、選手たちが戦術を磨き、チームとしての結束を強める絶好の機会です。岸田監督は「みんなで一致団結して戦っていく準備をしっかり整えていきたい」と、強い意志を持って全体を見守っています。
新シーズンに向けて、オリックスはどのような戦略を展開し、ファンにどのような興奮を提供するのか。キャンプで培ったチームの力がどのように発揮されていくのか、期待が高まります。岸田監督の下での新たな挑戦が、ファンや地域社会にどのような影響をもたらすのか、その行方を見守りたいものです。
[伊藤 彩花]