スポーツ
2025年02月02日 06時10分
日本ハムで再結成!福谷浩司と郡司裕也のバッテリーが話題に
日本ハムで再結成!福谷浩司と郡司裕也のバッテリーが再び魅せる
福谷のブルペン入りは、慶應出身の先輩後輩コンビとして復活したこともあり、話題を呼びました。福谷は、郡司を相手にすることを「ネタにされる」と冗談めかしていましたが、その投球には力強さがあり、新たなチームでの挑戦に向けた意欲を感じさせました。郡司も「福谷さんの球は捕りづらいけど、それは打者にとっても打ちづらい」とし、キャッチャーとしての難しさと同時に、福谷のピッチングの強さを称賛しました。
新庄監督の期待とチームの変化
このバッテリーの再結成を見守った新庄剛志監督も、福谷に対する期待を隠しません。新庄監督は、キャンプ初日から福谷のフォームや投球をじっくりと観察し、「フォームがきれいすぎるかな」と言及しつつ、試合でのパフォーマンスに期待を寄せています。さらに、彼は2通りの勝ちパターンを構築することを目指しており、福谷―郡司のバッテリーがその一翼を担う可能性があることを示唆しました。
新庄監督のキャンプでの姿勢も、これまでとは異なってきています。かつては自ら精力的に動き回ることで知られていましたが、今季は選手たちの成長により、その動向は控えめになっています。選手たちが自らの力で成果を出せるようになったことに対する信頼が、新庄監督の態度にも表れています。
福谷と郡司の過去の戦績
過去、福谷と郡司のバッテリーは中日時代の2020年に5試合で組まれ、そのうち3勝を挙げています。特に8月の広島戦では、福谷が1173日ぶりの勝利を収めた試合で、郡司がプロ初打点を記録し、チームに貢献したことが記憶に新しいです。このときの経験が、彼らの絆をさらに強固なものにしたのでしょう。郡司は「捕りづらい球」という福谷の特性を活かしつつ、これからのシーズンでの活躍を誓っています。
[松本 亮太]