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2025年02月03日 08時11分

古橋亨梧、新天地レンヌでのデビュー戦で存在感を発揮

古橋亨梧、新天地レンヌでのデビュー戦で見せた新たな一歩

フランス1部リーグ・アンのスタッド・レンヌに移籍した日本代表FW古橋亨梧が、ストラスブールとの対戦で新天地デビューを果たしました。スコットランドのセルティックから移籍した古橋にとって、この試合はフランスサッカー界での初めての一歩となりました。背番号「7」をつけた古橋は、3トップの中央で先発し、試合に臨みました。

試合は1-0でレンヌが勝利を収め、チームは連敗を4でストップさせました。この試合は、1月30日に就任したばかりの元セネガル代表DFハビブ・ベエ監督にとっても初陣となり、チームにとって重要な勝利となりました。

積極的なプレースタイルと守備での貢献

古橋は序盤から積極的に動き、攻撃面では相手ゴールを狙い続けました。前半43分には、ペナルティエリア手前からフランス初シュートを放ちましたが、惜しくも枠を捉えることはできませんでした。それでも、彼の動きは攻撃の起点を作り出し、相手ディフェンスにプレッシャーをかける存在感を示しました。

また、守備面でも古橋の貢献は見逃せません。前線からのプレスを積極的に行い、相手のビルドアップを阻む役割を果たしました。新たな戦術に適応しつつ、求められる役割をこなせるかが、今後の彼の評価につながるでしょう。

新たな監督のもとでのスタート

この試合は、ハビブ・ベエ監督にとっても初の試合であり、彼のチーム作りへの期待が高まっています。試合後、レンヌ公式サイトではベエ監督が選手たちを称賛し、「選手たちが喜んでくれることがうれしい。試合前は苦しい状況だったが、試合では献身的にプレーしてくれた」とコメントしています。

古橋についても、「決定的なチャンスもあったが、守備面で要求されたことをとてもうまくこなしてくれたので、それは評価されるべきだろう。彼にとって新たなカルチャーであり、新たなサッカーであり、彼が幸せそうに笑っているのを感じる」と評価されており、彼の適応力が高く評価されています。

チームの課題と期待される役割

現在、レンヌはリーグで18チーム中15位に位置しています。チームは低迷からの脱却を目指しており、古橋にはその切り札としての役割が期待されています。移籍金1200万ユーロ(約1億9500万円)と報じられる彼の獲得には、それだけの期待が込められています。

古橋がフランスのサッカー文化にどれだけ早く適応できるか、また彼のプレースタイルがどのようにチームにフィットするかが、レンヌの今後の成績に大きく影響するでしょう。彼のスピードと技術を活かし、攻撃の要として活躍することができれば、チームの順位を上げる原動力となることが期待されます。

[佐藤 健一]

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