スポーツ
2025年02月04日 12時20分

巨人・田中将大の復活の鍵はフォーム改造!ボール2つ投げ練習法とは?

巨人・田中将大の復活を支えるフォーム改造の真髄

新たな試みとトレーニングの意図

田中将大がキャンプ初日から行っているトレーニングの中で、特に目を引くのは「ボールを2つ持って投げる」という珍しい方法です。このユニークな練習法は、彼の体重移動をより効率的にするためのもので、リリースポイントの改善を図る意図があるとされています。久保コーチの指導の下、彼は「ボールを前でさばく」「体の回転軸を立て直す」といった具体的な修正ポイントに焦点を当てているのです。

このようなトレーニングは、単なる奇抜な試みではありません。実際、田中は「投げている感覚が全然違う」と語り、その効果を実感しているようです。これにより、彼は今季の復活に向けた確かな手応えを感じています。

巨人における田中の役割と期待

巨人にとって、田中の復活は単なる個人の再生にとどまりません。昨年、主力投手であった菅野智之がチームを去った今、田中がその穴を埋める存在として期待されています。阿部慎之助監督も、田中の持つ豊富な経験と実績を活かし、若手投手陣のリーダーとしての役割を担ってほしいとしています。

過去の成功例と田中の可能性

田中将大が直面している課題は、プロ野球選手にとって決して珍しいものではありません。実際、巨人のOBである関本四十四氏も、「一度成績がガクッと落ちても、再び立て直した選手は多い」と述べています。彼は田中の復活を信じており、過去の偉大な投手たちが示したように、再びトップフォームに戻る可能性を大いに持っているとしています。

このような背景から、田中の復活には多くの期待が寄せられています。通算200勝まであと3勝という大記録も控えており、その達成はファンのみならずチーム全体にとっても大きな喜びとなるでしょう。

[田中 誠]

タグ
#プロ野球
#巨人
#田中将大