スポーツ
2025年02月05日 16時02分

レアル・マドリー、守備陣危機で戦術転換迫られる

レアル・マドリー、守備陣の危機を迎える

レアル・マドリーは、今シーズン重要な局面を迎える中で、守備の要となる選手たちの相次ぐ負傷により深刻な危機に直面しています。オーストリア代表のダヴィド・アラバが再び負傷し、左足内転筋損傷のため2〜3週間の離脱を余儀なくされました。このニュースは、チームにとってダメージが大きく、特にアトレティコ・マドリードとのダービーやマンチェスター・シティとのチャンピオンズリーグ決勝トーナメントを控える中での痛手となります。

アラバの今回の怪我は、2023年12月に左ひざ前十字靭帯を断裂し、長期離脱を経て復帰した直後のことであり、彼自身にとっても非常に無念な状況です。彼はラス・パルマス戦で399日ぶりに復帰し、その後も連続して試合に出場していましたが、再びチームから離れることとなりました。

守備陣の深刻な状況

さらにレアル・マドリーは、DFエデル・ミリトンとDFアントニオ・リュディガーの離脱も抱えています。ミリトンは前十字靭帯の断裂により今シーズンの復帰が絶望的とされており、リュディガーも筋肉系の負傷で2〜3週間の離脱が見込まれています。このようにセンターバック陣が壊滅状態となっていることは、チームにとって大きな頭痛の種です。

チームの戦術的対応と今後の展望

レアル・マドリーがこのような守備陣の危機に対処するために、アンチェロッティ監督は新たな戦術的アプローチを迫られるでしょう。チームの攻撃力に依存することになるかもしれませんが、守備の崩壊を防ぐための戦術的工夫も欠かせません。特に、アトレティコ・マドリードの堅い守備とマンチェスター・シティの攻撃力に対抗するためには、守備陣の安定が不可欠です。

[松本 亮太]

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