スポーツ
2025年02月06日 10時11分

日本人ゴルファーの挑戦が続く:古江彩佳と笹生優花の活躍に注目

日本人選手の存在感と挑戦

米女子ツアーにおける日本人選手の存在感は年々増しており、2025年シーズンもその勢いは続いています。古江彩佳は昨年のエビアン選手権でメジャー初優勝を果たし、日本人初の年間最少平均スコア「ベアトロフィー」を獲得しました。彼女の安定したプレースタイルは、今シーズンでもさらなる活躍を予感させます。

一方、笹生優花は全米女子オープン選手権で2度目の優勝を果たし、メジャー3勝目を狙うシーズンとなります。彼女の攻撃的なプレースタイルとメンタルの強さは、今後の大舞台での活躍を期待させます。渋野日向子もまた、大舞台での強さを証明した選手の一人です。昨年は全米女子オープン選手権で2位、全米女子プロゴルフ選手権で7位に入るなど、重要な試合でのパフォーマンスが光りました。

渋野日向子の新たなスタート

渋野日向子は、今シーズンに向けて心機一転を図り、クラブを大幅に刷新しました。契約フリーの立場を活かし、自身に最適なクラブを選定。昨年から13本のクラブを入れ替えるという大胆な決断を下しました。「クラブに不安はないので、ミスショットしたら自分のせいにできる」と語る彼女の言葉には、自信と決意が感じられます。

また、彼女はトレーニングを通じて体作りにも力を入れています。下半身をうまく使えるようにすることをテーマに、シーズンを通じてスイングの改善にも取り組んでいます。これらの準備を通じて、渋野選手は2019年の全英AIG女子オープン以来となる海外2勝目を狙っています。

世界の壁と日本勢の挑戦

特に、渋野日向子にとっては、昨年の経験を活かしたシーズンになることが期待されています。彼女は「結果の積み重ねで自信が出てくる。その自信を持って戦える期間が早めに来るといいな」と語っており、試合ごとに成長していく姿が楽しみです。

[山本 菜々子]

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