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2025年02月08日 22時11分

錦戸亮が声だけで魅了!映画『ショウタイムセブン』で新たな一面披露

映画『ショウタイムセブン』で錦戸亮が新たな一面を披露

映画『ショウタイムセブン』は、韓国でヒットした映画『テロ、ライブ』を原作とし、爆弾が仕掛けられたテレビ局を舞台にリアルタイムで進行するスリリングなサスペンスドラマです。渡辺一貴監督のもと、テレビ局のスタジオを実際に作り込むことで、ライブ感を追求した撮影が行われました。阿部寛が演じるニュースキャスターが、錦戸演じる犯人に追い詰められていく様子がリアルに描かれています。

錦戸亮の演技がもたらす新たなインパクト

特に、ほとんどのシーンで“声の出演”だった錦戸は、阿部寛との電話越しの対峙が印象的です。彼の声だけで緊迫感を生み出す手腕は、視覚に頼らない演技の可能性を示しています。映画の最後にようやく素顔を見せるシーンでは、観客に「待ってました!」という感情を抱かせることに成功しています。

このキャスティングについて、渡辺監督は「9割方、声だけで阿部さんと互角にやり合わなければならない役なので、錦戸さんにお願いしました」と語っています。監督の狙い通り、錦戸の声だけの演技が映画全体の緊張感を高め、彼の存在感を際立たせました。

阿部寛との再共演で生まれる化学反応

錦戸亮と阿部寛は、今回の作品で初めての本格的な共演となりました。阿部は「最後に錦戸さんが出てきたときの迫力は素晴らしかった」と振り返り、錦戸も「緊張感のあるシーンで阿部さんと対峙できたことは、すごく貴重な経験でした」と語っています。二人の対決シーンは映画のクライマックスを飾り、多くの観客に強烈な印象を残しました。

また、錦戸は撮影中のエピソードも披露しました。「撮影の合間に阿部さんの出た映画をiPadで観ながら待っているのは贅沢な時間でした」と語り、独特の撮影環境での経験を楽しんでいたことを明かしています。これに対し、阿部は「僕も嬉しいです」と笑顔を見せ、和やかな雰囲気が伝わってきます。

10年ぶりの再会がもたらす感動

『ショウタイムセブン』の公開に合わせ、錦戸亮と竜星涼が10年ぶりに再会したことも話題となっています。二人は2014年のドラマ『ごめんね青春!』で共演しており、今回の再会にファンたちは「懐かしい」「また共演してくれて嬉しい」と歓喜の声を寄せています。竜星も「10年ぶりに平ちゃんに会えて嬉しかった」とコメントし、錦戸との友情が続いていることを明かしました。

このように、『ショウタイムセブン』はキャスト同士の化学反応や、作品を通じて生まれる新たな絆が見どころとなっています。錦戸亮が新たな一面を見せたこの作品は、彼のキャリアにおいても大きな転機となることでしょう。映画を鑑賞した観客たちは、彼のこれからの活躍にも期待を寄せています。

[佐藤 健一]

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