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2025年02月09日 19時10分

三笘薫の肩トラップが決め手に!チェルシー撃破でブライトンに勝利

三笘薫の華麗な技術がFAカップで輝く:チェルシーを撃破した“肩トラップ”の瞬間

イングランド・プレミアリーグでブライトンに所属する三笘薫選手の驚異的な技術が、再びサッカーファンを魅了しました。今回、彼が見せたのはFAカップ4回戦での強豪チェルシー戦。試合は、ループシュートによる決勝ゴールで2-1の勝利を収めました。この勝利は、ブライトンにとって公式戦3試合ぶりの白星であり、三笘選手の活躍がその鍵を握るものとなりました。

試合の流れと三笘の役割

ブライトンは試合開始直後からプレッシャーをかけられ、前半早々にゴールキーパーのミスで失点するという厳しい状況に追い込まれました。しかし、12分にジョルジニオ・リュテールのヘディングで同点に追いつくと、試合は一気に活況を呈しました。後半に入ると、三笘選手が左サイドからの攻撃を開始。57分、彼はオープンスペースに出されたパスを受け取り、長い距離を駆け上がってボールに追いつきます。

その後、タリク・ランプティがシュートを放ち混戦となった中で、リュテールがゴール前にポジションを取っていた三笘選手にパスを送ります。ここで三笘選手は、浮き球の難しいパスを肩でトラップし、絶妙なループシュートを放ちます。このシュートはゴールキーパーの頭上を越え、ブライトンにとって貴重な勝ち越し点となりました。

現地メディアの反応と評価

このゴールは、地元メディアを含む多くのスポーツメディアから高い評価を受けました。『SUSSEXworld』は、「巧みなコントロールから繊細なループシュートを決め、圧巻の技術を見せつけた」と三笘選手を称賛しました。また、『EPLIndex』もこの試合のハイライトとして「ミトマの魔法がブライトンに勝利をもたらす」と報じ、彼のプレーがチームの勝利に大きく貢献したことを強調しました。

ブライトンは前節ノッティンガム・フォレスト戦で0-7という大敗を喫していましたが、今回の試合では見事な立ち直りを見せました。ファビアン・ハーツラー監督の戦術的な手腕とチームの粘り強さが光る一戦となり、三笘選手の決定的な働きがチームに勢いをもたらしました。

三笘薫の進化と今後の展望

三笘選手は現在27歳。日本代表としても国際舞台での経験を積んでおり、彼の成長は目覚ましいものがあります。特に、今回のような重要な試合での決定力は、彼のプレースタイルに新たな価値を加えるものです。彼のようなアタッカーは、単にゴールを決めるだけでなく、チーム全体の士気を高める存在です。

[中村 翔平]

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