広瀬すずが演じる「ちびまる子ちゃん」の新たな未来、サントリーCMで話題に
静岡の魂が息づく新CM、広瀬すずが「ちびまる子ちゃん」の未来を演じる
サントリー「ザ・プレミアム・モルツ」の新CMが発表され、名作漫画「ちびまる子ちゃん」の20年後を描く独自の設定で広瀬すずがまる子役を演じることが話題となっています。広瀬すずは、自身の地元である静岡県が舞台のこの作品に特別な感情を抱きつつ、演技に臨んだと語っています。
この新CMには、広瀬の他にも伊藤沙莉がたまちゃん役、オダギリジョーが花輪クン役として出演しており、「プレミアムなまるちゃん」「プレミアムなたまちゃん」「プレミアムな花輪クン」といったユニークなキャラクターを演じています。特に広瀬は、幼少期に「ちびまる子」とあだ名されていたことから、この役に特別な親近感を抱いているとのことです。
広瀬すず、静岡への思いと親近感
また、広瀬は姉の広瀬アリスと共に「まる子」と「ちびまる子」と呼ばれていた過去を明かし、「リアルまる子にやっとなれた感じですね」と笑顔を見せました。このような個人的なエピソードが、観客にとっても親しみやすいキャラクターとして映ることでしょう。
新たな挑戦としてのCM制作
今回のCMは、単に「ちびまる子ちゃん」のアニメを再現するのではなく、20年後の世界を舞台にしたオリジナルの物語を展開しています。サントリーは「アニメではなく、コンテンツとしての“ちびまる子ちゃん”かつ“大人になった”がコンセプトなのでアニメとは連動していません」と説明しており、独自の視点で作品を再解釈しています。
広瀬は「プレミアムなまるちゃんってどういう感じなんだろう?」と最初は戸惑いを感じたものの、演技を通じて新しい「まる子」を見出したようです。彼女の演技力が、この新しい設定にどのように息を吹き込むのか、視聴者の期待が高まります。
広告展開とメディア戦略
このCMはサントリーの広告戦略の一環として制作されましたが、フジテレビでの放送は当面見送られることになっています。理由として、サントリーがフジテレビへの2月の広告出稿をキャンセルしたためです。この決定により、CMがどのように視聴者に届くのか、一部のファンには不安が残るかもしれません。
しかし、広瀬すず、伊藤沙莉、オダギリジョーといった豪華キャストが出演するこのCMは、他のメディアプラットフォームを通じて広く展開されるでしょう。特にデジタルメディアやソーシャルメディアでの反響に期待が寄せられています。
[山本 菜々子]