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2025年02月11日 16時05分

竹下景子、夫婦の絆と西田敏行への思い出を語る

竹下景子が語る夫婦の絆と共演者への思い出

女優の竹下景子さんが、テレビ朝日「徹子の部屋」に出演し、夫で写真家の関口照生さんとの結婚生活や、昨年亡くなった俳優の西田敏行さんとの思い出について語りました。竹下さんは、関口さんとの41年にわたる結婚生活での夫婦円満の秘訣として、食事の時間を大切にしてきたことを挙げています。そして、共に過ごす時間の積み重ねが、夫婦の絆を深めてきたと話しました。

家庭での「食」が育む絆

竹下さんは、夫の関口さんが料理を作ることも食べることも好きだと話し、それが夫婦円満の秘訣の一つであることを明かしました。一緒に食卓を囲むことで、日々の出来事や家族の話題を共有する時間を持つことができると述べています。現代の忙しい生活の中で、家庭内でのコミュニケーションが希薄になりがちな中、竹下さんの生活スタイルは、夫婦や家族の絆を保つための重要なヒントとなります。特に、ワインを片手に過ごすひとときが、彼らにとっては大切なリラックスタイムとなっているようです。

また、子育てにおいても、「怒るとお母さんの方が怖い」と言われたエピソードから、親としての役割分担や子供の成長に伴う夫婦の視点のすれ違いも経験してきたことを振り返りました。現在、子供たちが独立し、それぞれの道を歩んでいることを見守る竹下さんの姿は、多くの親にとって共感を呼ぶものがあります。

西田敏行さんとの思い出と哀悼

一方、竹下さんは、西田敏行さんとの思い出を語る中で、その優しさと思いやりに満ちた人柄をしみじみと思い出します。彼らはNHKラジオの「新日曜名作座」で長年にわたり共演しており、この期間に培われた信頼と友情が垣間見えます。西田さんを偲ぶ際、彼が楽屋でプレスリーの歌を歌っていたエピソードを披露し、その姿が彼らしいと懐かしんでいます。西田さんの突然の訃報に対する驚きと悲しみを率直に語る竹下さんの言葉には、彼に対する深い敬愛の念が感じられます。

西田さんの追悼企画では、彼の初出演時の派手な衣装がプレスリーへのオマージュであったことを知り、改めて彼の個性を愛おしく思ったと語ります。彼の人柄が多くの人に愛され、竹下さんにとってもかけがえのない共演者であったことが伝わってきます。

人生のステージを共に歩む

竹下さんにとって、関口さんとの結婚生活や西田さんとの共演は、人生の大切なステージを共にしてきた重要な経験です。日々の生活の中での些細な出来事や、長い年月をかけて築かれた人間関係が、彼女の人生においてかけがえのないものであることが伝わります。竹下さんが語るこれらのエピソードは、一見平凡な日常の中にある小さな幸せを見逃さないことの大切さを教えてくれます。

そのような彼女の語りからは、人生を豊かに生きるためのヒントが多く含まれており、視聴者や読者にとっても大いに参考になるものです。竹下さんの思い出や家族との時間の過ごし方は、忙しい現代社会において忘れがちな人とのつながりや、日々の生活の中での感謝の気持ちを思い起こさせてくれます。

[田中 誠]

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