スポーツ
2025年02月17日 11時10分
エンペラーワケア、音無厩舎のラストG1フェブラリーSに挑む
エンペラーワケアは、昨年の根岸ステークスを制した後、疲労回復のために休養をとり、万全の状態でフェブラリーSに臨むことになりました。そのため、3カ月半の休養明けでも素晴らしいパフォーマンスを見せる可能性があるとされています。前走のマイル戦でも難なく対応し、そのセンスを発揮しました。また、エンペラーワケアに騎乗予定の横山武史騎手は、坂路で4ハロン50秒台をマークするなど、調整も順調です。
音無厩舎のラストG1への挑戦
音無厩舎は、2007年にサンライズバッカスでフェブラリーSを制した過去がありますが、今回の挑戦は特別な意味を持っています。来月の定年解散を前に、最後のG1での勝利を収めることができれば、それはこれまでのキャリアを象徴するドラマチックなフィナーレとなるでしょう。
混戦模様のフェブラリーステークス
今年のフェブラリーステークスは、王者レモンポップが引退したこともあり、混戦が予想されています。フォーエバーヤングなどのトップホースはサウジアラビア遠征に出向いているため、今回のレースは新たなスターが生まれる可能性が高いです。ミッキーファイトやエンペラーワケアといったGI初挑戦組の台頭が期待され、将来のダート界を背負う馬が現れるかもしれません。
[中村 翔平]