那須川天心、新聞コラム「天心新聞」で新たな挑戦
那須川天心、活字での発信に挑む理由とその影響力
プロボクシングで輝かしいキャリアを築きつつある那須川天心さんが、新たな挑戦として新聞でのコラム執筆を始めました。彼は「天心新聞」と題したこのプロジェクトを通じて、これまでの格闘技界での経験や思いを活字で伝えることに力を入れているのです。SNS全盛の時代において、なぜ彼は活字にこだわり、どのような影響を期待しているのでしょうか。
那須川さんのコラムは、彼のユニークな視点や感性を反映しています。たとえば、彼はボクシングの試合や会見の際に「見出し」になるような発言を心がけており、そのための言葉選びには非常に慎重です。彼は、観衆やメディアに対して一瞬で印象を残す力が求められると認識しており、それがプロとしての責務であると考えています。このような姿勢は、彼の試合前の会見やSNSでの発信にも表れており、多くのファンを魅了しています。
那須川さんの「天心新聞」では、彼自身がテーマを決め、言葉を選び抜くことで、読者に対して新しい視点を提供しようとしています。彼は時折、シュールなお笑いを好むことを明かしており、その独特な感性はコラムにも反映されています。読者は彼の文章を通じて、彼の考え方や感情に触れることができるのです。
弟・那須川龍心も兄に続く
龍心さんは、兄の影響を受けつつも独自の道を進んでいます。彼のキックボクシング戦績は14戦12勝2敗(5KO)であり、現RISEフライ級王者としての地位を確立しています。彼の目標は、兄に負けない活躍をすることだけでなく、自分自身のスタイルを確立し、さらなる高みを目指すことです。
スパーリングを終えた那須川天心の決意
一方で、プロボクサーとしてのキャリアを歩む那須川天心さんは、次の大一番に向けて順調に準備を進めています。彼は、前WBO世界同級王者ジェーソン・モロニーとの試合に向けたスパーリングを終え、最高の仕上がりを見せています。SNSを通じて、その様子をファンに報告し、「ここからがまたもう一勝負」と決意を新たにしています。
那須川天心さんは、メキシコからパートナーを招いてのハイペースな練習を重ね、心・技・体の全てを整えることに余念がありません。彼のボクシングキャリアにおけるこの試合は転換点となり得るものであり、その結果如何によっては新たな道が開けるかもしれません。
[山本 菜々子]