バルセロナがラ・リーガ首位奪還!レヴァンドフスキがPKで決める
バルセロナがラ・リーガ首位に返り咲き!レヴァンドフスキの決定力が光る
ラ・リーガ第24節で、バルセロナがラージョ・バジェカーノをホームに迎え、1-0で辛勝しました。この結果、バルセロナは得失点差でレアル・マドリードを上回り、首位に立ちました。試合を決めたのはロベルト・レヴァンドフスキのPKで、彼の今シーズン20得点目となります。
この試合では、バルセロナの攻撃陣が何度もラージョのゴールを脅かしました。特に、ハフィーニャは決定機を逃し続けたものの、その存在感は試合を通じて際立っていました。一方、ラージョも粘り強い守備を見せ、何度もバルセロナの攻撃を凌ぎました。GKアウグスト・バタージャの好セーブが輝き、特にペナルティエリア内でのハフィーニャのシュートを防いだ場面は圧巻でした。
試合の流れを左右したVAR判定
前半24分、バルセロナはペドリのコーナーキックからイニゴ・マルティネスが倒され、VARによる確認の末にPKを獲得。このPKをレヴァンドフスキが落ち着いて決め、バルセロナが先制しました。しかし、この判定に関してはラージョ側から疑問の声も上がっています。
一方、ラージョも一度はゴールネットを揺らしましたが、オフサイドの判定で取り消されました。ホルヘ・デ・フルートスが見事なシュートを決めたかに見えましたが、エンテカのスクリーンプレーがオフサイドと判定され、ゴールは無効となりました。この判定についても、試合後には議論が続いています。
バルセロナの戦略とラージョの抵抗
試合全体を通して、バルセロナはボールを保持し、DFラインの裏を狙う攻撃を繰り返しました。しかし、ラージョの堅実な守備に阻まれ、追加点を奪うことはできませんでした。レヴァンドフスキを中心とした攻撃陣は何度もチャンスを作り出しましたが、ラージョの守備陣の集中力は途切れることがありませんでした。
ラージョは特に後半に入ってから攻撃を活性化させ、バルセロナの高いDFラインを何度も突破しました。しかし、決定力に欠け、ゴールを奪うことはできませんでした。試合終了間際にはデ・フルートスがフリーでヘディングシュートを放ちましたが、これも得点には至りませんでした。
ラ・リーガ優勝争いの行方
この勝利により、バルセロナはラ・リーガの首位に立ちましたが、リーグ戦はまだまだ続きます。レアル・マドリード、アトレティコ・マドリードといった強豪チームとの対戦も控えており、今後の試合がますます重要になってきます。
次節、バルセロナはアウェーでラス・パルマスと対戦します。ラス・パルマスも決して侮れない相手であり、今節の勝利を活かしてさらなる勝ち点を積み重ねたいところです。一方、ラージョはホームでビジャレアルと対戦し、今節の悔しさを晴らすべく、勝利を目指します。
[中村 翔平]