スポーツ
2025年02月20日 14時11分

セルティックの前田大然、驚異のスピードでバイエルンを圧倒

セルティックの前田大然、驚異のスピードでバイエルンを圧倒

試合は現地時間2月18日に行われ、セルティックはバイエルンと1-1で引き分けましたが、合計スコア2-3で惜しくも敗退しました。ホームでの初戦を1-2で落として臨んだミュンヘンでのリターンマッチで、セルティックは63分に前田のアシストで先制点を奪いました。前田はスプリントで敵陣のルーズボールに追いつき、倒れ込みながらもニコラス・キューンにラストパスを通しました。これはバイエルンの守備ミスを誘発した結果とも言えます。

しかし、後半アディショナルタイムにアルフォンソ・デイビスに同点ゴールを決められ、セルティックは次ラウンド進出の希望を断たれてしまいました。前田はこの試合で2回のシュートを放ちましたが、得点には至らず、悔しさを残す結果となりました。

前田大然のスピードとプレスが試合を変えた

前田のスピードは、相手チームにとってまさに脅威そのものでした。特に67分の場面では、ハーフウェイライン付近からおよそ50メートルをトップスピードで駆け抜け、相手の攻撃を封じるプレーを見せました。このプレーはSNS上でも大きな話題となり、「大然の加速力エグい」「もはやスピード違反!」といった称賛の声が相次ぎました。

このようなスピードを活かしたプレスバックは、セルティックがバイエルンの攻撃を遅らせることに成功した要因の一つです。前田の驚異的なスプリントは、試合終盤でも衰えることなく、チームの守備に貢献しました。

メディアの評価と今後の期待

試合後、現地メディアは前田のパフォーマンスを高く評価しました。『Daily Mail』は彼に10点満点中8点を与え、「執拗なプレスでバイエルンを追い詰めた」と称賛しました。一方で、得点機を逃したことについても触れられ、改善の余地があることが示唆されています。

また、前田の起用については、セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督が熟考した結果であると報じられています。彼のスピードとプレス能力は、チームの戦術において重要な要素となっていることは間違いありません。

一方で、バイエルン側の守備陣に対する批判も集まっています。特に失点場面では、ディフェンスラインがバラバラで役割が決まっていないと指摘され、相手に得点を許す結果となりました。前田のプレスがいかに効果的であったかが、ここでも浮き彫りになります。

[山本 菜々子]

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