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2025年02月20日 17時10分

ベリンガム、2試合出場停止でレアルに試練!控訴の行方は?

ベリンガムの2試合出場停止:影響とレアル・マドリードの対応

レアル・マドリードのジュード・ベリンガム選手が、オサスナ戦での退場処分を受け、スペインサッカー連盟(RFEF)から2試合の出場停止が科されることとなりました。この決定に対し、レアル・マドリードは控訴を検討しているようです。ベリンガム選手の出場停止は、チームにどのような影響を及ぼすのでしょうか。

ベリンガム選手は、オサスナ戦で主審に対する暴言を理由に退場処分を受けましたが、この行為は「審判員に対する軽蔑的または配慮に欠ける態度」とされ、懲戒委員会によって2試合の出場停止が決定されました。最大で12試合の出場停止が懸念されていた中、2試合の処分に落ち着いたことは、レアルにとってひとまず安堵の材料となったかもしれません。

しかし、ベリンガム選手は、ラ・リーガの次の2試合、ジローナ戦とレアル・ベティス戦に出場できなくなります。彼のプレースタイルとチームへの貢献度を考慮すると、この欠場はチームにとって大きな痛手となり得ます。特に、彼の中盤での安定したパフォーマンスは、チームの攻守におけるバランスを保つ上で欠かせないものです。

ベリンガムの貢献度とチームへの影響

ベリンガム選手は、レアル・マドリードの中盤で重要な役割を果たしています。彼のプレーは、単にボールを運んで攻撃を組み立てるだけでなく、守備でも相手の攻撃を封じ込める能力に優れています。実際、マンチェスター・シティとのチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメントでは、彼の存在がチームの安定したパフォーマンスに寄与しました。

ペップ・グアルディオラ監督も「ベリンガムは並外れていた」と評価するほど、その能力は高く評価されています。このような選手が欠場することは、ジローナやレアル・ベティスとの試合での戦術に影響を及ぼす可能性があります。

レアル・マドリードは、ベリンガムの出場停止処分に対し控訴する意向を示しています。この控訴がどのように進展するかは不透明ですが、クラブとしては選手の権利を守るために最善を尽くすでしょう。仮に控訴が認められれば、ベリンガムが早期に復帰する可能性もあります。

ベリンガムが出場できない間、レアル・マドリードはどのように戦術を調整するのでしょうか。アンチェロッティ監督は、これまでにもチームの強みを最大限に引き出す柔軟な戦術を採用してきました。中盤の選手層を活かし、他の選手がベリンガムの役割を補完する形で試合に臨むことが考えられます。

また、ベリンガム選手がラ・リーガで出場停止中も他の大会には出場可能であるため、CLなどでの活躍が期待されます。彼がチームに戻った際には、さらなる躍動を見せてくれることでしょう。

[鈴木 美咲]

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