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2025年02月21日 22時30分

斉藤由貴、40周年ツアーで横浜に凱旋!ファンと共に歩んだ日々を振り返る

斉藤由貴、デビュー40周年記念ツアーで地元横浜に凱旋

女優で歌手の斉藤由貴さんが、デビュー40周年を記念して全国ツアーをスタートさせました。彼女の地元である横浜市の神奈川県民ホールを皮切りに、宮城や愛知など全国7都市を巡るこのツアーは、36年ぶりの全国ホールツアーとなります。地元での公演には、2300人ものファンが詰めかけ、彼女の透き通るような歌声に魅了されました。

斉藤さんは今回のツアーに対して「とうとうこの日が来ました」と感慨深げに語り、地元でのメモリアル公演に対する思いを表現しました。ツアーの打診を受けた際には不安を感じたといいますが、地元での初日が決まったことで重い腰を上げる決意をしたそうです。実際、すべての公演が完売となり、追加公演が決定するほどの盛況ぶりです。

ファンと共に歩んだ40年の軌跡

斉藤由貴さんは、1980年代にアイドル歌手としてデビューし、その後も女優や歌手として多岐にわたる活動を続けてきました。今回のツアーでは、デビュー当時のプロデューサーである武部聡志氏が音楽監督として参加し、デビュー曲「卒業」や「悲しみよこんにちは」、「夢の中へ」などのヒットソングがオリジナルアレンジで披露されました。当時のファンにはたまらない内容となり、観客は昭和60年代にタイムスリップしたかのような感覚を味わいました。

また、彼女は「青春時代をともにしたファンが待ちわびたことを証明してみせた」と語り、40年という長い年月をファンと共に歩んできたことに対する感謝の言葉を伝えました。斉藤さんの歌声は、ファンにとって青春の記憶を呼び起こす特別なものであり、その魅力は現在でも衰えることなく、多くの人々の心を打っています。

変わりゆく時代と母校への想い

斉藤由貴さんの母校である横浜清陵高は、センバツ大会の21世紀枠に選ばれました。斉藤さんはSNS上で多くのコメントを受け、「びっくりでした。頑張ってほしい」とエールを送りました。しかし、彼女が通っていた清水ヶ丘高と大岡高が統合して現在の名前になったため、「名前が変わったから母校とはちょっと違う。変な感じです」とも語っています。これは、時代の流れと共に変わりゆく学校名や地域への複雑な感情を象徴しており、斉藤さん自身もその変化を受け入れつつも、当時の思い出を大切にしていることが伺えます。

新たなスタートとシングルマザーとしての生活

斉藤由貴さんは、昨年に30年連れ添った夫と離婚し、シングルマザーとしての新しい生活を送っています。ツアー初日は、離婚発覚後初めての公の場となりましたが、彼女はそのことについて特に言及はありませんでした。前日には次女との買い物に付き合ったというエピソードも明かし、シングルマザーとしての新たな日常を自然に見せています。

また、今回のツアーに合わせて新セルフカバーアルバム「水響曲 第二楽章」を発売しました。「デビュー当時は40年後も歌っているとは思ってなかった。アイドル歌手は限りがあると思っていましたから」と語り、現在も歌手として活動できることへの感謝の気持ちを述べています。

斉藤さんは、40年という長い年月を経て、今なお多くのファンに愛され続けています。彼女の歌声は、時代を超えて多くの人々の心に響き、その存在感を示し続けています。全国ツアーの成功を祈りつつ、これからも斉藤さんの活躍に期待が寄せられています。

[高橋 悠真]

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