THE RAMPAGE陣のエッセー「JOKER」で見るリーダーシップと人間味
THE RAMPAGEの陣、エッセー「JOKER」で見せたリーダーとしての成長と人間味
THE RAMPAGEのリーダーでありパフォーマーの陣さんが、初めてのエッセー「JOKER」を刊行しました。この作品は、彼が率いるTHE RAMPAGEというグループの11年にわたる軌跡を紐解き、彼自身の成長や仲間との絆を語る一冊です。刊行記念イベントでは、彼の恩師からの影響や、彼の独自の視点で綴られたエピソードが披露され、多くのファンや関係者が集まりました。
恩師からの名言に影響を受けた陣のリーダーシップ
陣さんが中学生のころに受けた恩師からの教えが、彼の人生のターニングポイントになったといいます。恩師はアンドリュー・カーネギーの墓碑に刻まれている言葉、「自分より優れたる人を自分の周りに集めたる人、ここに眠る」を彼に教えました。この名言は、鉄鋼王として知られるカーネギーが、成功の秘訣として人を大切にすることを説いたものです。陣さんはこれをノートの表紙に書き留めるほど心に響いたと語り、その影響は彼のリーダーシップに深く根付いています。
THE RAMPAGEのメンバーは、陣さんが持っていないものを持つ個性豊かな15人です。彼はその環境を大切にし、メンバーからの信頼や尊敬を得ながら、共に夢を追いかけています。恩師の教えが、彼の現在の立場を形成する重要な要素となっているのです。
雑学王としての一面も披露
イベントでは、陣さんの持つ多彩な雑学も披露されました。特に2月22日の猫の日にちなんで披露した「猫と犬の先祖は一緒」というトリビアは、参加者を驚かせました。この雑学は、古代に存在したミアキスという動物が、犬と猫の分岐点にあったというものです。ミアキスは、その行動パターンによって犬と猫に進化したとされ、陣さんはこの知識を楽しげに語りました。彼のこうした知識への好奇心や探求心は、エンターテイナーとしての幅広い魅力の一部といえるでしょう。
メンバーとの関係性を描くエッセー「JOKER」
エッセー「JOKER」は、陣さんがメンバー一人ひとりとの関係性を深掘りし、彼らとの絆を描いた作品です。刊行前日にメンバーに一冊ずつ手渡した際のエピソードもユーモラスで、彼らしい人間味が感じられます。例えば、メンバーの武知海青さんは、「メンバーから見た陣と陣から見たメンバー」という章を読んで「かわいい」と評したそうです。一方で、川村壱馬さんの反応はあまり芳しくなく、「テーブルの端に置いてしまった」と苦笑いで語っています。
陣さんは、彼のエッセーがメンバー全員に読まれるよう、ブログなどを活用してサブリミナル的にアピールする予定だと語り、会場を笑いに包みました。このようなエピソードからも、彼の人間味溢れるリーダーシップと、メンバーとの関係性の奥深さが垣間見えます。
陣さんのエッセー「JOKER」は、彼のリーダーシップやTHE RAMPAGEのメンバーとの絆を描いた貴重な作品です。恩師からの影響、雑学への探求心、そしてメンバーとの温かい関係性が詰まったこの書籍は、ファンにとっても彼をより深く理解するための一冊となることでしょう。彼のリーダーとしての成長と人間味を感じることのできるこのエッセーは、多くの人々に勇気とインスピレーションを与えるに違いありません。
[高橋 悠真]