スポーツ
2025年02月23日 23時11分

浜名湖ボートレースでベテランが輝く!女子ボートレースの新時代

浜名湖ボートレースでのベテランの活躍に見る女子ボートレースの新たな時代

浜名湖ボートレース場で行われたプレミアムG1「第1回スピードクイーンメモリアル」では、50代のベテラン選手たちがその実力を見せつけました。58歳の山川美由紀、52歳の岩崎芳美、51歳の海野ゆかりが優勝戦に進出し、彼女たちの経験と技術が光りました。特に山川選手は準優5号艇からの勝利という快挙を成し遂げ、「自分でもびっくり」と笑顔でその喜びを語りました。

ベテラン勢の知恵と技術が光る

この大会では、若手選手が持つスピードに対して、ベテラン勢が持つ経験が勝敗を分ける結果となりました。山川選手は「1Mの展開が良かったです」と語り、2、3コースの選手たちが競り合う中で、冷静にその隙を突くことができたのは彼女のベテランとしての判断力があってこそです。スタートタイミングを完璧に捉えた結果、トップスピードでの戦いを制したのです。

海野選手もまた、田口節子のフライングによる混乱をものともせず、冷静に展開を読んで2着に入りました。彼女は「女子の新しいタイトルに名前を刻めたら最高」と意気込みを見せ、優勝戦に向けた意欲を語りました。ベテラン選手たちが持つ安定した技術は、若手選手たちにとっても学ぶべき点が多いでしょう。

新たな時代への期待と挑戦

岩崎選手は、浜名湖での優勝歴を持ち、今回の優勝戦進出でさらにその存在感を高めました。彼女が語るように、「同年代が多いのはうれしい」という言葉には、経験を重ねた選手が集うことで、ボートレースの魅力がより一層深まるという意味が込められています。さらに、第2回大会が彼女の地元である鳴門で開催されることも、彼女にとって大きなモチベーションとなっています。施行者推薦での次回出場を目指し、優勝戦での好走が期待されます。

[松本 亮太]

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