スポーツ
2025年02月24日 12時10分
青山学院大の黒田朝日、大阪マラソンで日本学生新記録を樹立
青山学院大学の新星・黒田朝日、亡き友への想いを胸に大阪マラソンで快走
青山学院大学の黒田朝日選手が、大阪マラソンで日本学生記録を塗り替える快挙を成し遂げました。黒田選手は初めてのフルマラソン挑戦において、2時間6分5秒という驚異的なタイムを記録し、見事に日本人3位、総合6位でフィニッシュしました。この記録は、同じ青学大の若林宏樹選手が別府大分毎日マラソンで樹立した2時間6分7秒を上回るもので、学生陸上界に新たな歴史を刻みました。
黒田選手は、今回のマラソンに特別な思いを持って臨んでいました。レースの数日前に、同学年で悪性リンパ腫と闘病していた皆渡星七さんが亡くなったのです。彼のシューズには「皆渡星七パワー!!」とメッセージが書き込まれ、同期の仲間たちの思いも託されていました。この特別な想いが、黒田選手の走りにさらなる力を与えたのかもしれません。
マラソン界に新たな波を起こす黒田選手の挑戦
この快走に対して、多くのファンや関係者から称賛の声が上がっています。「黒田朝日は本当に天才」「日本学生新記録粘りに粘りました」といった声がSNS上に溢れ、彼の実力と精神力の高さを称えるコメントが多く見られます。
新たなスタートラインに立つ学生ランナーたち
[佐藤 健一]