大谷翔平、打者復帰へカウントダウン！東京での開幕戦に期待

大谷翔平、打者復帰へのカウントダウン：二刀流再開に向けた期待と課題

大谷は、先日行われた打撃練習で32球を受け、順調な回復を見せました。打者としての復帰は、3月に東京で行われるシカゴ・カブスとの開幕戦での指名打者（DH）としての出場が予定されています。投手としての復帰は4月下旬から5月頃と予想されていますが、それに先立ち、打者での復帰が予定されているのは、彼のリハビリの進捗を示す大きな指標となります。

一方で、投手としてのスキルも磨きをかけている大谷選手。ドジャースの春季キャンプでは、彼の決め球のひとつであるスプリットの感覚と精度を確認するため、キャッチボールでの投球練習を行いました。ロバーツ監督によれば、東京での開幕戦前には打者相手の投球練習を開始する見通しを示しており、大谷選手は順調にステップアップを続けています。

しかし、大谷選手の二刀流の復帰にはいくつかの課題も存在します。キャッチボールでは、ボールが引っかかったりすっぽ抜ける場面も見られ、左足の着地と指先のリリースでタイミングにズレがあったと報告されています。これらの細かい調整が必要であり、彼の復帰が完全な形で実現するかどうかは、今後のトレーニングにかかっています。

［中村 翔平］