スポーツ
2025年02月28日 09時10分
フレディ・フリーマン、オープン戦で健在を証明
フレディ・フリーマン、オープン戦で輝きを取り戻す
フリーマンは試合の初回、一死無走者の場面で打席に立ち、96.5マイル(約155キロ)のフォーシームを右前に弾き返して初打席で安打を記録しました。この一打は、彼の健在ぶりを示すものであり、さらなる好調を予感させるものでした。試合後のインタビューでフリーマンは、「状態は良く、スイングも満足しています」と自信を見せていました。
手術後の慎重な復帰
フリーマンは昨年9月、走塁中に右足首を負傷し、その後のポストシーズンでは痛みを抱えながらも出場し続けました。彼の勇姿はチームの士気を高め、結果的にワールドシリーズ制覇に大きく貢献することになりました。その後、12月に右足首の手術を受け、患部の組織を除去するという重大な決断を下しました。彼はその後も慎重にリハビリを続け、今回のオープン戦での復帰に至りました。
フリーマンは試合中、テーピングを巻いてのプレーを余儀なくされましたが、「左足と同じ感覚になるのが理想」と話しており、復帰に向けた意欲を隠しませんでした。このような状況下での彼のプレーは、ドジャースの今後の戦略においても大きな意味を持ちます。
ドジャース打線の要としての期待
また、フリーマン自身も3月に東京ドームで行われるカブスとの開幕シリーズを楽しみにしており、「(大谷)翔平や(佐々木)朗希との対戦が待ち遠しい」と語っています。このように、彼の復帰は単なる個人の復活にとどまらず、チーム全体の士気を高めるものとなりそうです。
[田中 誠]