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2025年02月28日 09時20分

NHK朝ドラ『おむすび』、感動のエピソードで視聴者を涙に

NHK連続テレビ小説『おむすび』の感動的なエピソードが視聴者を涙に誘う

NHK連続テレビ小説『おむすび』の第105回が放送され、視聴者に大きな感動を与えました。このエピソードでは、主人公・米田結(橋本環奈さん)の祖父である永吉(松平健さん)の通夜が描かれ、彼の生前の逸話が現実のものとして展開されました。特に、永吉と関わりのあった人物としてサッカー元日本代表のラモス瑠偉さんと演歌歌手の山内惠介さんが本人役で登場し、物語に深いリアリティと感動をもたらしました。

永吉のホラ話が現実に

生前の永吉は、家族や周囲の人々にしばしば信じがたい話をする人物として描かれてきました。彼がラモス瑠偉さんにループシュートを教えた、紅白出場の演歌歌手にアドバイスをしたという話は、家族からも「ホラ話」として受け取られていました。しかし、この通夜のエピソードで、実際にラモスさんや山内さんが登場し、永吉への感謝の意を示したことで、視聴者にも大きな驚きを与えました。

ラモス瑠偉さんは、「うれしくて二つ返事でお受けしました」と述べ、ドラマへの出演を心から楽しんだ様子を語っています。彼の登場シーンは、ドラマにリアリティを加え、視聴者にとっても驚きと感動をもたらしました。

感動的な別れの言葉と視聴者の反応

通夜の最後には、永吉の妻・佳代(宮崎美子さん)が夫に向けた別れの言葉が描かれました。「今、すごくあなたに会いたいです。あなたの笑い声が聞きたいです。あなたと一緒に歩いてきた人生、楽しかったですよ…永吉さんありがとうね」と、佳代の心のこもった言葉に、多くの視聴者が涙を流しました。SNS上でも「涙止まらん」「このドラマで初めて泣いた」という声が次々と投稿され、感動の広がりを見せました。

『おむすび』は、平成元年生まれのヒロイン・結が自分らしさを大切にしながら、栄養士として人々の心と未来を結んでいく姿を描く“平成青春グラフィティー”です。これまでの物語でも、結が困難に直面しながらも成長していく姿が描かれてきました。

今回のエピソードでは、これまでの物語の流れに新たな要素を加え、視聴者に新たな感動を提供しました。永吉が語っていた「ホラ話」が現実のものとして描かれたことは、視聴者に驚きと笑いを提供しつつ、物語の深みを増しました。また、著名人の出演が、ドラマにリアリティと特別な魅力を加え、視聴率の向上にも寄与したと言えるでしょう。

[高橋 悠真]

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