スポーツ
2025年02月28日 12時11分

ビップデイジーが挑む!1番人気のジンクス打破なるか

ビップデイジーと魔の1番人気の歴史

ビップデイジーは、父サトノダイヤモンドを持つサラブレッドで、阪神JFでは見事なレースを見せました。しかし、その結果とは裏腹に、今年の牝馬戦線では1番人気が結果を出せていないことが大きな話題となっています。昨年10月のアルテミスステークスから、今月のクイーンカップまで、1番人気がすべて馬券に絡めなかったのです。これは過去10年では一度もなかったことで、業界内でも異常事態として認識されています。

枠順とレース展開の鍵

ビップデイジーは6枠9番に入りました。過去のデータから見ると、阪神競馬場のこのコースでは内枠が有利とされていますが、どの馬にもチャンスがあるとされています。とはいえ、開幕週ならではのフレッシュな芝が展開にどう影響するかは未知数です。特に阪神競馬場のリニューアル初週であるため、その影響も考慮する必要があります。

枠順が決まった今、ビップデイジー陣営は細心の注意を払っています。幸英明騎手は、ゲートからの出遅れが命取りになることを懸念し、事前のゲート練習を重視しました。彼は「一歩目スッと出るように」と語り、準備に余念がありません。

勝利の鍵を握る要因

チューリップ賞においてビップデイジーが成功を収めるためには、幾つかの要因が鍵を握ります。まず、スタートダッシュが重要です。開幕週の馬場状態が良好であるため、スムーズなスタートを切ることが競争の流れを左右します。次に、ペース配分です。阪神の1600メートルは直線が長く、ラストスパートでの一発を狙うためには冷静なペース配分が欠かせません。

また、騎手の腕前も大きな要素です。幸騎手の経験と判断力が、ビップデイジーのポテンシャルを最大限に引き出すことが期待されています。特に、彼がビップデイジーの特性を理解し、適切なタイミングで仕掛けることができれば、1番人気のジンクスを打ち破ることも夢ではありません。

[鈴木 美咲]

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