スポーツ
2025年02月28日 23時10分

リバプール首位独走、遠藤航の存在感が急上昇!

リバプール、首位独走と遠藤航の存在感

リバプールは現在、プレミアリーグで首位に立ち、その快進撃が続いています。キャプテンであるフィルヒル・ファン・ダイクは、首位の座を守るための冷静さを強調していますが、チーム内外では期待が高まっています。一方で、日本代表MF遠藤航の存在感も増しており、彼のパフォーマンスがチームにとって重要な役割を果たしています。

ファン・ダイクの慎重さとリバプールの勢い

現在、リバプールは2位のアーセナルに勝ち点13差をつけており、リーグ戦では24試合無敗を続けています。26日に行われたニューカッスル戦では、MFドミニク・ショボスライとアレクシス・マック・アリスターのゴールで2-0の勝利を収めました。この試合中、アーセナルが引き分けたこともあり、アンフィールドのファンは「We’re Gonna Win The League」と歌い、祝福ムードに包まれました。しかし、ファン・ダイクは「まだ何も決まっていない」と語り、気を引き締め続ける姿勢を見せています。

リバプールの攻撃陣と守備陣の調和がこの好調を支えています。ファン・ダイクは試合後、「攻撃も守備も良いパフォーマンスだった」と述べ、特に試合終盤のコントロールに満足感を示しました。このようなリーダーシップが、リバプールの安定したパフォーマンスを引き出していると言えるでしょう。

遠藤航の成長とその影響

遠藤航はリバプールでの2年目を迎え、チーム内での存在感を増しています。彼は途中出場ながらも与えられた役割を全うし、特に守備面での貢献が評価されています。前任のユルゲン・クロップ監督時代から続く彼の成長が、現監督アルネ・スロットの信頼を勝ち取る要因となっているようです。

遠藤は、加入当初に比べてプレーに余裕が生まれ、ファウルが減少傾向にあります。彼は個人プレーに頼るのではなく、周囲との連携を重視するようになり、ボールを奪取する技術も向上しています。このような変化は、彼がプレミアリーグのスピード感やフィジカルに適応してきた証と言えるでしょう。

元日本代表DFの太田宏介氏も、遠藤の成長を評価しており、「相手のパスコースをふさぐのが抜群に上手い」とその守備力を称賛しています。さらに、彼のプロフェッショナルな姿勢が、チーム内での信頼を築く要因となっています。

リバプールの未来と遠藤の役割

リバプールは今シーズン、マンチェスター・ユナイテッドに並ぶ20度目のリーグ優勝を視野に入れ、独走態勢を維持しています。このような状況の中で、遠藤の存在はチームの重要なピースとなっています。彼の守備力とチームへの貢献が、リバプールの守備を引き締め、試合の流れをコントロールする要素となっています。

スロット監督は遠藤について「ワタがいかに重要か分かった」と語り、チーム内外での評価が高まっています。ファンからの支持も厚く、彼がピッチに立つ際には歓声が巻き起こります。このような支持は、彼が日本人選手として新たな価値を証明していることを物語っています。

[鈴木 美咲]

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