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2025年03月01日 07時11分

北川景子、ドラマ「花のれん」で役者魂を見せるすすまみれの変身

北川景子、役者魂を見せる「花のれん」:すすまみれの激変姿が話題

リアルな役作りが話題に

ドラマの中で北川さんは、戦時下という厳しい時代背景の中で奮闘する河島多加を演じるため、すすまみれで擦り傷だらけの顔、さらに白髪交じりの髪型といった、リアルなメイクでの登場が話題になっています。彼女自身がX(旧ツイッター)に公開したオフショットでは、その激変した姿が大きな反響を呼び、「こんな姿になっても美人すぎる」「リアルな戦時下のメイクが素晴らしい」といった声が寄せられています。

この大胆な変身は、女優としての彼女の覚悟を感じさせます。北川さんはこれまでも多くの作品で幅広い役柄を演じてきましたが、今回の役作りは特に彼女の演技力が試される場面と言えるでしょう。戦時下という困難な時代に生きた女性の強さと美しさを表現するために、北川さんは自身の美貌をあえて崩すという選択をしました。

母親役に貫禄を見せる

また、ドラマ「花のれん」での親子役として共演するのは俳優の坂東龍汰さんです。11歳差の二人が親子役を演じる姿には「どことなく似ている」「北川景子さんも貫禄がついてきた」といった声が上がっています。かつては「姉役」が多かった彼女が、今や「母親役」を演じるまでにキャリアを積んできたことを感じさせる反響も寄せられています。

北川さんは、坂東さんについて「人懐っこくチャーミングで、お芝居に真面目な青年」と評し、共演を楽しんだ様子です。こうした共演者との化学反応も、作品の魅力を引き立てる一因となっているようです。

「花のれん」と山崎豊子の世界

「花のれん」は、山崎豊子さんが描く女性の力強さと、時代を切り開いていく姿を映し出す作品です。明治から昭和という時代背景は、現代の視点から見ると非常に興味深く、当時の日本社会の変遷も描かれています。特に、女性が社会で活躍することが珍しかった時代に、興行師として成功を収めた河島多加の物語は、多くの人に勇気を与えるでしょう。

この作品を通じて、山崎豊子さんが描くリアルな人間ドラマが再び脚光を浴びることとなり、北川景子さんの役者としての新たな一面が見られることも大きな期待が寄せられています。

ドラマ「花のれん」は、北川景子さんの役者としての挑戦と、山崎豊子さんの描いた時代のリアルな表現が交錯する、見ごたえのある作品となっています。北川さんの大胆な変身と、彼女が体現する女性の強さは、多くの視聴者に深い印象を残すことでしょう。

[山本 菜々子]

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