アルバート・プホルス、WBCドミニカ共和国代表監督に就任へ
アルバート・プホルス、WBCドミニカ共和国代表監督に就任へ
2026年に予定されているワールド・ベースボール・クラシック(WBC)において、メジャーリーグで華々しいキャリアを築いたアルバート・プホルス氏が、ドミニカ共和国代表の監督に就任する見込みです。プホルス氏は、現役時代に通算703本塁打を記録し、数々の栄誉を手にしてきました。2022年に現役を引退後、指導者としての道を歩んでおり、ドミニカ共和国の伝説的な選手として、次の世代を導く役割を担うことになります。
プホルス氏の輝かしい経歴と新たな挑戦
プホルス氏は、カージナルスやエンゼルスなどで輝かしい成績を残し、11度のオールスター戦選出や3度のMVP受賞といった数々の栄誉を手にしています。特に、2001年にメジャーデビューした際には、新人王を獲得し、その後も首位打者や本塁打王、最多安打といったタイトルを次々と獲得してきました。引退後は、ドミニカ共和国プロ野球リーグ(LIDOM)のレオネス・デル・エスコヒードを指導し、チームを優勝に導くなど、監督としても成功を収めています。
WBCでは、ドミニカ共和国代表の監督として、母国を再び頂点に立たせることを目指します。2006年の第1回大会に選手として出場した経験を活かし、今回の監督就任は、彼にとって新たな挑戦となります。過去には、トニー・ペーニャ監督のもとで2013年に無敗での優勝を果たしたドミニカ共和国ですが、その後の大会では決勝ラウンド進出を果たしていません。プホルス氏の指導のもと、彼らが再び世界の頂点に立つことが期待されています。
ドミニカ共和国代表と侍ジャパンの対決
2026年WBCでのドミニカ共和国の組み合わせは、マイアミのローンデポ・パークで行われるプールDに位置付けられています。同組にはベネズエラ、イスラエル、オランダ、そして予選を勝ち抜いた1チームが加わる予定です。これにより、ドミニカ共和国は強豪国との緊迫した戦いが予想されます。
ドミニカ共和国の選手層と期待
[佐藤 健一]