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2025年03月01日 18時13分

平野綾&加藤和樹が歌う『ベルサイユのばら』、帝国劇場で再び蘇る魅力

『ベルサイユのばら』の魅力が再び蘇る:平野綾&加藤和樹のデュエットが紡ぐ愛の旋律

平野綾と加藤和樹の共演が生む新たな魅力

平野綾さんと加藤和樹さんは、それぞれマリー・アントワネットとフェルゼン役を担当し、その歌唱力で観客を魅了しました。平野さんの伸びやかな声は、アントワネットの優雅さを見事に表現し、加藤さんの艶のある歌声はフェルゼンの気高さを感じさせました。特に、2人のデュエット曲「Resonance of Love(フル)」と「The Rose of Versailles(Movie Edit)」は、観客を感動の渦に巻き込んだと言えるでしょう。

平野さんは、デュエットの際には加藤さんの高いキーに驚いたと告白しています。彼女は「キーたっか!と思って」と笑いながらも、加藤さんの歌声に合わせて見事にハーモニーを奏でました。一方、加藤さんも「歌声とせりふが違い過ぎると誰が歌っているのかわからなくなるので、そこが難しかった」と、役柄に合わせた歌唱法を工夫した様子を明かしました。

帝国劇場の歴史と新たな一歩

このイベントは、帝国劇場の長い歴史を振り返る機会ともなりました。帝国劇場は、長年にわたり日本の演劇界を支えてきた存在であり、その歴史と共に育まれた多くの思い出が詰まっています。平野さんも、帝国劇場での最終公演に参加したことをInstagramで振り返り、「帝劇が繋いでくれたご縁に感謝です」とコメントしています。この特別な場所での経験が、彼女にとっても大切な思い出となっているようです。

『ベルばら』の普遍的な魅力が生む新たなファン層

『ベルサイユのばら』は、時代や国境を超えて愛され続ける作品です。18世紀のフランスを舞台にしたこの物語は、豪華絢爛なベルサイユ宮殿を背景に、人間ドラマが繰り広げられます。オスカルやアントワネット、フェルゼンといったキャラクターたちの運命が交錯し、観る者に深い感動を与えます。

特に、今回のようなライブパフォーマンスは、作品の魅力をリアルに体感できる貴重な機会です。観客は、スクリーンに映し出されるアニメーションと共に、キャストの生の歌声に触れ、まるでその時代にタイムスリップしたかのような感覚を味わいました。これにより、新たなファン層が生まれることも期待されます。

このように、平野綾さんと加藤和樹さんのデュエットパフォーマンスは、『ベルばら』の持つ魅力を再確認させるとともに、新たな感動を観客に提供しました。劇場アニメという形で再び蘇った『ベルサイユのばら』が、今後も多くの人々に感動を与え続けることを期待したいですね。

[伊藤 彩花]

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