劇場版「鬼滅の刃」無限城編、第1章が2025年7月公開決定

劇場版「鬼滅の刃」無限城編、第1章公開へ

大人気アニメ「鬼滅の刃」の劇場版最新作「無限城編」第1章が、2025年7月18日に公開されることが決定しました。今回の映画は三部作として制作される予定で、炭治郎たち鬼殺隊と十二鬼月を束ねる鬼舞辻無惨が対峙する、鬼との最終決戦が描かれます。物語の舞台は無限城、鬼たちの本拠地で、緊迫感あふれる戦いが繰り広げられることが期待されます。

全国拡大公開、IMAXでの上映も

「無限城編」第1章は、日本国内での公開館数が443館に達し、そのうちIMAX上映は53館で行われます。この公開規模は、2020年に公開された「無限列車編」を超えるものであり、ファンの期待の高さを物語っています。さらに、この映画は世界150以上の国と地域で順次公開される予定で、グローバルな人気の拡大も見込まれています。

キービジュアルとムビチケの発売

公開に先駆けて、新たなキービジュアルが発表されました。無限城を背景に、炭治郎ら鬼殺隊と鬼たちが描かれたこのビジュアルは、決戦の緊張感と壮大さを見事に表現しています。3月7日から、このキービジュアルを使用したムビチケカード型前売券「集合ビジュアルver.」が発売され、4月4日からはキャラクターの組み合わせによる7種類のデザインも追加されます。これに伴い、特製台紙付きの「特別セット」も数量限定で販売されます。

「無限城編」への期待と背景

「鬼滅の刃」は、吾峠呼世晴氏の原作漫画を基にしたアニメシリーズで、全世界で累計発行部数1億5000万部を超える大ヒット作品です。物語は、家族を鬼に殺された少年・竈門炭治郎が妹の禰豆子を人間に戻すために鬼殺隊へ入隊し、仲間たちと共に鬼と戦う姿を描いています。2019年のテレビアニメ化以降、瞬く間に人気を博し、2020年に公開された「無限列車編」は興行収入400億円を超える大成功を収めました。

リバイバル上映と特別編集版

さらに、過去の劇場版「無限列車編」のリバイバル上映が5月9日から6月12日まで、全国423館で行われます。IMAX版も53館で上映される予定です。これにより、新たなファン層の獲得や、熱心なファンの再訪が期待されます。加えて、立志編から柱稽古編までの特別編集版が4月4日から順次公開されることになり、過去のエピソードを復習する良い機会となっています。

劇場版「鬼滅の刃」無限城編が、どのようにしてこれまでの人気を超え、新たな記録を打ち立てるのか、ファンの心をどのように掴むのか、その歩みから目が離せません。

［佐藤 健一］