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2025年03月02日 20時13分

内野聖陽主演『PJ ~航空救難団~』、リアルな救難の世界に挑戦

内野聖陽主演ドラマ『PJ ~航空救難団~』、リアルな救難の世界を描く

リアルな撮影秘話と内野の挑戦

ドラマの撮影は、まさに命がけのシーンから始まりました。内野聖陽は、雪山での遭難・救助シーンを本物の吹雪の中で撮影したと語っています。彼は、「CGではございません(笑)。本気の吹雪です!」と冗談を交えながら、その迫力を語りました。このようなリアルな環境での撮影は、視聴者にリアリティを感じさせ、ドラマの緊張感を高める要因となるでしょう。

さらに、内野が初めて経験したという救難ヘリコプター・UH-60Jでの宙づり撮影も、彼にとっては大きな挑戦だったようです。彼は、「ヘリコプターが飛んでくるのが非常に頼もしくて、やっぱり救難隊ってすごいなと思いました」と、その体験から得た感動を語っています。

航空自衛隊と共に作り上げるドラマ

『PJ ~航空救難団~』は、航空自衛隊の全面的な協力を得て制作されています。小牧基地での撮影は、実際の救難教育隊が訓練を行う場所であり、そこで撮影されることで、よりリアルな描写が期待できるのです。内野は、「我々に教えてくれる教官も、すごく素晴らしい方々なので、期待に応えたいと日々襟を正しています」と、撮影に取り組む姿勢を明かしました。

ドラマのキャストには、神尾楓珠、石井杏奈、前田拳太郎、渡辺碧斗、犬飼貴丈、前田旺志郎といった若手俳優たちが名を連ねています。彼らもまた、役作りのために実際の訓練を体験し、役に対する理解を深めているようです。特に石井杏奈は、女性初の選抜試験合格者を演じるため、筋力トレーニングに励んでおり、内野もその努力を称賛しています。

航空祭での熱気と期待

ドラマのプロモーションイベントとして、小牧基地で開催された「航空祭」にもキャストが参加しました。このイベントでは、約4万6000人の来場者が集まり、ブルーインパルスの航空ショーなどが行われる中、キャスト陣は大歓声に迎えられました。内野は、「鬼教官をやらせていただきます!」とユーモアを交えつつ、ドラマへの意気込みを語りました。

今回のイベントは、キャストにとっても初めての公式の場となり、特別な経験となったようです。神尾は「こういうイベントに参加できる貴重な機会をいただけてうれしい」と語り、前田拳太郎も「たくさんの方々の前でドラマの発表ができて感動しています」と述べています。

ドラマ『PJ ~航空救難団~』は、航空自衛隊の救難団を描くというユニークなテーマを持ち、そのリアルな描写とキャストの熱演で、視聴者に強い印象を与えることが期待されています。航空自衛隊の救難団という、普段あまりスポットライトが当たらないテーマを通じて、視聴者に新たな視点を提供することでしょう。

[田中 誠]

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