スポーツ
2025年03月03日 08時11分

ドジャース新シーズン、“ひまわり儀式”と東京ドームでの期待

ドジャースの新たなシーズンへの意気込みと“ひまわり儀式”の継続

ヘルナンデスは昨季、154試合で33本塁打を記録し、ドジャースの打線の重要な一員として活躍しました。彼はポストシーズンでもその打撃力を遺憾なく発揮し、チームのワールドシリーズ制覇に貢献。オフシーズンにはフリーエージェントとなったものの、3年総額6600万ドル(約102億円)の再契約を結び、ドジャースに残留することが決定しました。

“ひまわり儀式”の継続と日本への期待

昨シーズンからチーム内で定着している「ひまわりの種を投げる祝福の儀式」は、今年も続けられるようです。試合中にホームランを打った選手に対してチームメイトがひまわりの種を投げて祝福するこの儀式は、ドジャースのチームスピリットを象徴する風物詩となっています。ヘルナンデス自身も「日本でも同じようなセレブレーションをしたい」と語り、開幕シリーズが行われる東京ドームでの試合に期待を寄せています。

今月18日と19日に東京ドームで行われるカブスとの開幕シリーズに向けて、ヘルナンデスは「日本に行くのが楽しみ。待ち切れない」と心を弾ませています。彼はさらに、「日本語は簡単ではないと思うけど、少し努力して学んでみようと思う」と、日本での交流を深めるための意欲も見せています。

大谷翔平との関係と期待される活躍

ドジャースにはもう一人、日本で高い人気を誇る選手がいます。それが大谷翔平選手です。今シーズン、大谷は二刀流での復活を目指しつつ、東京シリーズでは打者に専念する予定です。ヘルナンデスは大谷について「ホームランを打てばいいね。3、4本くらいね」とコメントし、彼が活躍することでひまわりの種がたくさん投げられることを期待しています。

チームメイトとしての大谷との関係も良好で、試合中のリラックスした雰囲気が垣間見える場面も多く報告されています。これにより、チーム全体の士気が高まっており、今シーズンのドジャースはさらなる飛躍が期待できそうです。

調整と準備の重要性

ヘルナンデスは「ボールがよく見えて気持ちがいい」と語り、順調な仕上がりを見せています。彼は長年続けているトレーニング方法に加え、体の柔軟性を高めるためのストレッチを取り入れることで、試合中のパフォーマンス向上を図っています。このような細やかな調整が、彼の安定した活躍を支えているのです。

ドジャースの選手たちは、新シーズンに向けて着実に準備を進めています。彼らの目標はもちろん、再びワールドシリーズを制覇すること。ヘルナンデスの活躍は、その大きな一助となるでしょう。そして、東京ドームでの試合がどのような展開を見せるのか、多くのファンが期待を寄せています。ひまわりの種が飛び交う姿は、日本のファンにとっても新鮮な体験となることでしょう。

[鈴木 美咲]

タグ
#ひまわり儀式
#ドジャース
#東京ドーム