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2025年03月07日 20時11分

西野七瀬が「少年と犬」舞台挨拶で見せた地元愛と役者魂

西野七瀬、大阪での舞台挨拶で見せた役者魂と地元愛

映画「少年と犬」の特別試写会が大阪市のTOHOシネマズ梅田で開催され、主演の西野七瀬さんが登壇しました。この映画は、直木賞受賞作を原作にした感動的な物語で、震災で飼い主を失った犬と人々の心温まる交流を描いています。西野さんはこの作品で滋賀県を舞台にした役柄を演じ、地元出身者ならではの親近感を込めてその役に向き合ったと語っています。

現場での自然体なアプローチと地元愛

西野七瀬さんは、役作りにおいて現場でその役柄の「感じ」を作り上げるスタイルを好むと明かしました。監督の瀬々敬久さんから「巫女さん的な感じがした」と評価されるほど、彼女はその場に溶け込み、役として自然に存在することを大事にしているようです。また、今回の役柄が滋賀県出身という設定で、関西弁をベースにした滋賀弁でのセリフが多く、彼女自身のバックグラウンドが大いに活かされました。「方言指導を受けつつも、自分の持つベースのままでやりやすかった」と話す姿からも、彼女の確かな演技力と柔軟性がうかがえます。

地元大阪での舞台挨拶にあたり、西野さんは「ただいまです」と笑顔で挨拶し、地元愛を感じさせました。大阪での思い出として、家族と過ごした特別な場所である梅田についてのエピソードを披露し、観客との距離を縮めていました。

ハマっている地元スイーツとの出会い

試写会では、西野さんが大阪でのおすすめスイーツについても語り、会場を和ませました。彼女がハマっているのは「大学芋」で、昨年の舞台公演中に両親が買ってくれたのがきっかけだったそうです。「おいしくて、”大阪でしか買われへんやつや”と思ってすぐに調べて」とのエピソードから、彼女の地元への愛着と共に新たな発見を楽しむ姿勢が伝わります。

このように、西野七瀬さんは地元での活動を通じて自身のルーツを大切にしつつ、新しい挑戦にも前向きに取り組んでいます。彼女の自然体なアプローチと地元への愛が、役柄への説得力を増し、観客の心をつかむ力となっているのです。映画「少年と犬」は、人と動物の心温まる交流を描いた作品として、多くの人々に感動を与えることでしょう。

[松本 亮太]

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