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2025年03月08日 08時20分

佐々木朗希、ドジャースでのデビュー目前!メジャーでの期待高まる

佐々木朗希、メジャーデビューへの期待とドジャースの投手陣事情

ロサンゼルス・ドジャースの佐々木朗希投手が、メジャーリーグでの存在感を着実に示しています。監督のデーブ・ロバーツは、佐々木の次回登板を日本時間12日のガーディアンズ戦とし、その後、19日のカブス戦で公式戦デビューを果たす可能性があると語りました。佐々木はこの春のオープン戦で、最速約160キロの速球を披露し、投球術の高さを証明しています。

佐々木のスプリットが生む期待

また、ロバーツ監督も彼のスプリットを「ストレートに見えながらも予測できない変化をする」と評価しており、佐々木の投球は対戦相手にとって大きな脅威となるでしょう。彼のスプリットは、メジャーリーグのデータ解析ツール「スタットキャスト」によると、空振りを多く誘発することが確認されています。特に、レッズ戦で投じた8球のうち7球が空振りを奪ったという結果は、その威力を如実に示しています。

ドジャースの投手陣の現状と展望

ドジャースは現在、先発ローテーションに山本由伸、佐々木朗希、ブレーク・スネル、タイラー・グラスノーを据え、5番手にはトニー・ゴンソリンが有力視されています。ゴンソリンは今春、安定した投球を見せ、チームにとって重要なピースとなっています。一方で、ダスティン・メイはまだ復帰途上にあり、ローテーション入りを争っていますが、開幕をブルペンで迎える可能性も考慮されています。

ロバーツ監督は、メイの直球とスライダーの組み合わせを「ワイルドカード」と称し、その柔軟性に期待を寄せています。また、将来的には大谷翔平が二刀流に復帰することで、6人ローテーションを組む計画もあるようです。ただし、大谷の投球再開については慎重なアプローチが求められており、今後の状況次第で調整が進められるでしょう。

これからの佐々木とドジャースの行方

佐々木朗希は、今後の登板でその実力をさらに証明し、ドジャースの先発ローテーションの一角を担っていくことが期待されています。彼のスプリットをはじめとする投球スタイルが、メジャーリーグでどのように通用するのか、多くのファンや専門家が注視しています。

[山本 菜々子]

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