映画『少年と犬』公開直前イベントで高橋文哉と西野七瀬が語る絆の物語
映画『少年と犬』多様な犬たちが彩る絆の物語
映画『少年と犬』の公開直前イベントが東京都内で行われ、主演の高橋文哉さんと西野七瀬さんが登壇しました。この作品は、馳星周氏の直木賞受賞小説を原作に、震災で飼い主を亡くした犬・多聞が日本を縦断しながら人々と心を通わせていく感動のストーリーです。イベントには57匹の犬が集まり、賑やかに映画の公開を祝いました。
西野さんは「どこを見てもかわいい」と犬たちに囲まれた幸せな瞬間を楽しみました。高橋さんも「どのように受け取ってもらえるかワクワクする」と期待を膨らませました。多聞を演じたジャーマン・シェパードのさくらも登場し、高橋さんと西野さんとの絆を深めるゲームが行われました。さくらは「伏せ」「ゴロン」などの指示に見事に応え、会場を沸かせました。
イケメン好きのさくらと西野のライバル関係
さくらとの初対面のエピソードも明かされました。西野さんは、初めて会った際にさくらが目を合わせてくれず、不安に感じたそうです。しかし、その後高橋さんがさくらと会った際には、すぐに目が合ったといいます。この出来事に対し、高橋さんは「さくらはイケメン好きだから」と笑顔で振り返りました。一方、西野さんは「同性だからライバル視されたのかも」と冗談交じりに語りましたが、撮影を通じて次第にさくらとも打ち解けていったとのことです。
愛犬との絆、そして演技の挑戦
高橋さんは、さくらとの共演を「芝居はナマものだと気付かされた」と振り返り、西野さんも「すべて見透かされている気分になる」と、犬との演技に新たな発見があったことを語りました。また、彼らはそれぞれ自身の愛犬とのエピソードにも触れ、高橋さんは実家を出てからも帰省のタイミングを愛犬が察知することに驚かされると話しました。西野さんは幼少期に初めて犬に「おすわり、お手、おかわり」を教えた時の喜びを語り、犬と人間の心のつながりを感じる瞬間を共有しました。
このイベントでは、映画のテーマである「絆」が存分に表現されました。映画『少年と犬』は、犬と人間の心温まる交流を描いた作品として、多くの人々の心に響くことでしょう。映画の公開が待ち遠しいですね。
[高橋 悠真]