スポーツ
2025年03月10日 07時12分
レアル・ソシエダ、主力温存でセビージャに敗北:久保建英の挑戦と課題とは
レアル・ソシエダ、主力温存の影響でセビージャに敗北:久保建英の挑戦とチームの課題
試合の流れと主力温存の影響
この試合の背景には、4日後に控えるマンチェスター・ユナイテッドとのEL決勝トーナメント第2戦がありました。そのため、ソシエダのアルグアシル監督は、久保選手を含む主力選手を温存する方針を取りました。しかし、この決断が裏目に出た形です。試合開始からソシエダは攻撃の形を作れず、後半47分にセビージャのチデラ・エジュケ選手に先制点を許しました。
ソシエダはその後、計4人の選手を一気に投入するなど反撃を試みましたが、試合の流れを変えることはできませんでした。特に久保選手の投入後も、彼に対する相手の厳しいマークにより、決定的なチャンスを生むことは困難でした。
久保建英の役割と今後の期待
久保選手は短い出場時間ながらも、積極的なプレーで存在感を示しました。後半アディショナルタイムには、自らフリーキックを得て鋭いクロスを放つ場面もありましたが、得点には結びつきませんでした。彼の技術力は高く評価されていますが、チーム全体の戦術や試合状況が彼のパフォーマンスに大きく影響することを改めて感じさせる試合でした。
ソシエダの課題とセビージャの快進撃
試合終了後、ソシエダの選手たちは次戦に向けて気持ちを切り替え、ELでの勝利を目指すことになります。久保選手をはじめとする主力選手がどのような活躍を見せるのか、そしてチーム全体としてどのように立て直しを図るのかが、今後の焦点となるでしょう。この敗戦を糧に、ソシエダが再び勝利の道を歩むことを期待したいところです。
[高橋 悠真]