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2025年03月10日 07時10分

松山英樹、アーノルド・パーマー招待で22位、次は「第5のメジャー」へ

松山英樹、アーノルド・パーマー招待で22位フィニッシュ

ラッセル・ヘンリーの劇的勝利

優勝を果たしたのは、アメリカのラッセル・ヘンリー選手でした。彼は16番パー5での劇的なチップインイーグルを決め、最終的にトータル11アンダーで1打差を逆転し、3年ぶりのツアー5勝目を達成しました。これにより、ヘンリー選手は2022年の「ワールドワイドテクノロジー選手権」以来のタイトルを手にしました。

コリン・モリカワ選手は1打差で2位に終わり、カナダのコリー・コナーズ選手が9アンダーで3位に入りました。コナーズ選手は今回の成績で、7月の全英オープンの出場権を獲得しました。

松山英樹のプレー内容

松山英樹選手のプレー内容を振り返ると、初日は「73」、2日目「72」、3日目「74」と、やや苦しんだ展開でしたが、最終日に「69」と調子を上げました。特に5番からの3連続バーディや、12番のバウンスバックバーディは見事でした。彼自身も「ショットに関しては悪くはないが、グリーン上のプレーが課題だった」と述べており、次週の「ザ・プレーヤーズ選手権」に向けての改善ポイントを明確にしています。

松山選手のパーオン率は、最終日で72.22%と4日間で最も良い成績を記録しましたが、依然としてグリーン上の安定性が課題であることが浮き彫りになりました。

世界ランク上位勢の動向

一方で、世界ランキング1位のスコッティ・シェフラー選手はトータル4アンダーの11位タイ、ローリー・マキロイ選手は3アンダーで15位タイに終わりました。シェフラー選手は右手のけがからの復帰戦であり、今シーズンの4試合目でしたが、連覇を逃しました。

松山英樹選手が次に挑む「ザ・プレーヤーズ選手権」は、ゴルフ界で「第5のメジャー」とも称される大会です。TPCソーグラスで開催されるこの大会は、選手たちにとって大きな挑戦となることでしょう。特に、松山選手が今回の大会で得たフィードバックをどのように活かしていくのか、その対応力が問われます。

[佐藤 健一]

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