映画『かくかくしかじか』、MISAMOが主題歌「Message」で夢と恩師を描く
映画『かくかくしかじか』とMISAMOの主題歌が描く、夢と恩師との物語
2025年5月16日、全国公開が予定されている映画『かくかくしかじか』が、早くも話題を呼んでいます。この映画は、人気漫画家・東村アキコさんの自伝的作品を原作としており、主演には若手実力派の永野芽郁さん、そして共演にはベテラン俳優の大泉洋さんを迎えています。さらに、ガールズグループTWICEの日本人メンバーで構成されるユニット、MISAMOが主題歌「Message」を担当することが発表され、期待が高まっています。
東村アキコの実話に基づく感動のストーリー
MISAMOが初の映画主題歌を担当
主題歌を担当するMISAMOは、TWICEの日本人メンバーであるMINA、SANA、MOMOの三人によるユニットです。彼女たちは、2023年に1stミニアルバム『Masterpiece』でデビューし、同年の紅白歌合戦にも出場するなど、日本を代表するアーティストとしての地位を確立しました。今回の主題歌「Message」は、映画のテーマに寄り添うミドルテンポのバラードで、明子と日高のすれ違いの日々や、明子が伝えられなかった思いを繊細に表現しています。
映画化実現までの背景
映画化の話が絶えなかった『かくかくしかじか』ですが、東村アキコさん自身が「完璧な形での実現は不可能だろう」と断っていたこともあって、長い間映像化されませんでした。しかし、今回、東村さんが自ら脚本を手がけることで、ついに実写化が実現しました。このプロジェクトは、作家本人の強い思いと、映像化への高い期待が結実したものと言えるでしょう。
キャストと映画の魅力
主演の永野芽郁さんは、漫画家を夢見る主人公・明子を演じます。彼女の演技は、夢を追う少女の心情を丁寧に表現し、観る者を引き込むことでしょう。また、明子の恩師である日高役には大泉洋さんがキャスティングされています。大泉さんのスパルタ教師としての存在感が、映画のリアリティをさらに高めています。二人の共演がもたらす化学反応も見どころの一つです。
映画が届けるメッセージ
『かくかくしかじか』は、夢を追い求める若者たちにとって、共感を呼ぶ物語です。恩師との出会いが人生をどう変えるのか、そして夢を叶えるために必要なものは何かを問いかけます。MISAMOの「Message」は、映画の世界観を音楽で彩り、観客の心に深く響くことでしょう。映画と音楽が一体となって、観る者に感動を届ける作品となっています。
映画『かくかくしかじか』は、多くの人々にとって記憶に残る作品となることでしょう。映画と音楽が紡ぐ物語が、観る者の心にどのように響くのか、公開が待ち遠しい限りです。
[高橋 悠真]