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2025年03月12日 07時10分

バイエルン、ケインの活躍でCL8強進出!レバークーゼンを2-0で下す

バイエルン、ケインの活躍でレバークーゼンに快勝し6季連続でCL8強進出

UEFAチャンピオンズリーグのラウンド16・2ndレグが行われ、バイエルン・ミュンヘンがレバークーゼンを2-0で下し、合計スコア5-0で準々決勝へと駒を進めました。この試合ではバイエルンの新戦力であるハリー・ケインが1ゴール1アシストの活躍を見せ、チームの勝利に大きく貢献しました。

試合は序盤からバイエルンが主導権を握り、特にハリー・ケインが攻撃の中心となって存在感を示しました。前半5分にはジャマル・ムシアラの右サイドからの突破を受け、ケインがシュートを放ちましたが、これはレバークーゼンのGKルーカス・フラデツキーにセーブされました。しかし、バイエルンはその後も攻撃の手を緩めず、15分には再びケインが敵陣でボールを奪いミドルシュートを放ちました。

レバークーゼンは反撃を試みましたが、負傷者に見舞われる不運も重なり、攻撃の形を作ることができませんでした。特に、主力のフロリアン・ビルツが欠場し、マリオ・エルモソも肩を痛めて途中交代を余儀なくされるなど、チームの戦力は削がれました。前半は両者無得点で折り返しましたが、後半に入るとバイエルンが試合を決定づけるゴールを奪います。

後半7分、ヨシュア・キミッヒのフリーキックからハリー・ケインがボールを収め、ゴールネットを揺らしました。この得点でバイエルンは合計スコアを4-0とし、試合の流れを完全に掌握しました。さらに26分には、ケインのアシストからアルフォンソ・デイビスが追加点を挙げ、レバークーゼンの反撃の芽を完全に摘みました。

この試合は、バイエルンにとって6シーズン連続のCL準々決勝進出を決める重要な一戦でした。特に、ケインが移籍後初めてのCLでの大舞台で見せた活躍は、彼のチームへの適応力と実力を証明しました。バイエルンの攻撃陣はケインを中心に非常に流動的で、多彩な攻撃パターンを見せ、今後のCL戦線でもその強さを発揮すると期待されます。

一方のレバークーゼンは、主力選手の負傷や層の薄さが露呈し、2戦連続で無得点に終わりました。特にビルツの不在は攻撃のアイデアを欠く結果となり、チャンスを生かしきれない場面が目立ちました。これからのリーグ戦では、選手層の充実と戦術の見直しが急務となりそうです。

[中村 翔平]

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