竹野内豊、新CM「大人の休日倶楽部」で人生観を語る

竹野内豊が語る「大人の休日倶楽部」新CMの挑戦と人生観

俳優の竹野内豊さんが、JR東日本の「大人の休日倶楽部」の新たなメインキャストとして、20年にわたってCMに出演してきた吉永小百合さんからバトンを引き継ぎました。この大役を務めることについて、竹野内さんは「身に余る光栄」と語り、これまでの俳優人生におけるさまざまな出会いや経験について振り返りました。

「大人はみんな、旅の途中。」新たなステージへの意気込み

今回の広告キャンペーンのキャッチコピーは「大人はみんな、旅の途中。」。この言葉には、人生を旅に例え、常に成長し続ける姿を描き出す意図が込められています。竹野内さんは、「吉永さんのCMが好きだった」とし、彼女の築いてきたブランドを受け継ぐことに対する感謝の意を表しました。

竹野内さんは「人生の旅」というテーマについて、「思い通りには進まない厳しい旅が自分には必要だった」と語っています。俳優としてのキャリアを振り返りながら、苦境を乗り越えてきた瞬間が自身の成長に繋がっていることを実感しているそうです。

仕事とプライベートのバランスを模索する竹野内豊

竹野内さんはこれまで、仕事を優先する生活を送ってきたと述べています。しかし、50代半ばに差し掛かった今、プライベートも豊かにしたいと考えるようになったとのこと。これまで経験したことのないことや訪れたことのない場所を少しずつ探求し、人生をより豊かにしたいと意欲を見せています。

このように、彼は自身の人生を「旅」と捉え、その旅が未だ序盤であると考えています。「日々新しい壁が生まれる」と感じつつも、「乗り越え方の種類は少しずつ増えてきた」と成長を実感しているようです。

吉永小百合からのメッセージと新たな一歩

吉永小百合さんからのビデオメッセージでは、これまでのCM制作における思い出や、震災後の復興を願った経験が語られました。彼女は「何かできることがあればサポートしていきたい」とのメッセージを竹野内さんに送りました。

［松本 亮太］