『事故物件ゾク 恐い間取り』製作発表会で渡辺翔太が映画初主演の意気込みを語る
「事故物件ゾク 恐い間取り」製作発表会見に見る映画製作の裏側と俳優たちの熱意
3月16日、都内で行われた映画『事故物件ゾク 恐い間取り』の製作発表会見では、主演のSnow Manの渡辺翔太、共演の畑芽育、吉田鋼太郎、そして名匠・中田秀夫監督が登壇し、作品への意気込みや撮影の裏話を披露しました。この映画は、事故物件に住むことで話題を集める「事故物件住みますタレント」、桑田ヤヒロと彼の周囲の人々が織りなすホラーエンターテインメントです。前作の大ヒットを受け、今回も観客を恐怖の渦に巻き込むこと間違いなしです。
渡辺翔太は、前作で主演を務めた亀梨和也から大役を引き継ぎ、映画初主演を果たしました。彼の役柄は売れないタレントで、多くの事故物件を巡りながら、そのミステリアスな背景に迫っていきます。渡辺は「ホラーとは違う怖さを感じた」と、初めてのホラー映画主演に対するプレッシャーを語りました。映画公開が迫る中、彼の挑戦がどのような形で観客に伝わるのか、期待が高まります。
畑芽育は、主人公の恋人役を演じ、渡辺との共演を通じて彼の「癖のある部分」に興味を持ったと語ります。彼女はまた、渡辺が現場にシャンプーとトリートメントを持ち込む姿に驚かされたことを明かしました。渡辺は「家に帰らずお風呂屋さんに行くので」とその理由を説明し、彼のユニークな性格が垣間見えました。このような俳優たちの個性がどのようにキャラクターに反映されているのか、映画の中で確認するのが楽しみです。
会見では、吉田鋼太郎が畑の演技について「ツンとしている」とユーモアを交えてコメントをしましたが、これは役柄に対する真剣な姿勢の表れといえます。中田監督も畑の演技を「感情を抑えた演技が要求される場面だった」とフォローし、彼女のプロフェッショナリズムを絶賛しました。女優としての柔軟性と深みを持つ畑の演技は、本作の見どころの一つです。
渡辺と畑の演技の相性について、吉田鋼太郎も高い評価を寄せました。彼は「渡辺くんはアスリートのような集中力を持っている」と述べ、シーンごとの変化に対応するその姿を称賛しました。中田監督も「スーパーゾーンに入っていた」と渡辺の演技を評価し、彼の努力と成長が映画の成功に寄与することを期待しています。
今回の映画製作は、前作の成功を受けて、さらにスケールアップした形での映画化となりました。ホラー映画の名匠である中田監督の指揮の下、キャスト全員が一丸となり、観客を恐怖の世界に引き込むための努力を惜しみませんでした。映画の製作過程での俳優たちのコミュニケーションや、彼らがどのように役に取り組んだかを知ることで、映画の観賞がより深いものになることでしょう。
映画『事故物件ゾク 恐い間取り』は7月25日より全国公開予定です。観客を魅了する恐怖の物語をお楽しみください。
[松本 亮太]