スポーツ
2025年03月16日 21時10分
東京シリーズ開幕直前、カブス投手陣の不安と期待
東京シリーズ開幕直前、カブスの投手陣に漂う不安
カブスの開幕投手に指名された今永昇太は、春季キャンプでの苦戦が目立ちます。彼は今春、米国で3本塁打を許すなど、期待に応える投球ができていない状況です。同様に、ジャスティン・スティールもオープン戦で防御率9点台を記録し、不安の中心とされています。カブスの先発ローテーションは、未だ堅実な形を築けていないのです。
ベテラン投手陣の現状と補強の可能性
しかし、補強が必ずしも即効性を持つとは限りません。新たな選手が馴染むまでには時間がかかることもあり、現状の投手陣で開幕を迎える可能性も考えられます。いずれにせよ、先発投手陣のパフォーマンスがチームの成功に大きく影響するとみられています。
開幕前の華やかな瞬間と過去の縁
開幕戦を前に行われたプレシーズンゲームでは、元カブスの高橋尚成氏が始球式を務めました。捕手役を務めたのは、開幕投手を任される今永昇太。高橋氏と今永は駒澤大学の先輩後輩関係にあり、さらに高橋氏は巨人からMLBに移籍した後、カブスにも所属した経験があります。
このような縁がある中での始球式は、ファンにとっても特別な瞬間となりました。高橋氏は「久しぶりにお客さんの前で投げたので緊張しましたが、まさか今永投手がキャッチャーをしてくれるとは思っていなかったので、嬉しかったです」と語っています。
[山本 菜々子]