久保建英、Rソシエダードでの奮闘が光る!ラヨ・バリェカノ戦で同点ゴール演出
久保建英、ラ・リーガでの奮闘が続く:Rソシエダードがラヨ・バリェカノとドロー
この試合は、13日に行われたマンチェスター・ユナイテッドとのヨーロッパリーグからわずか2日後に行われたもので、過密なスケジュールの中での重要な一戦となりました。Rソシエダードは、試合序盤からボール保持を求め、前半20分にセルヒオ・ゴメスの正確なセットプレーからスビメンディが先制点を奪うも、後半に追いつかれ逆転されるという厳しい試合展開となりました。
久保建英のプレーが光る後半戦
久保のプレーは、特に後半にその真価を発揮しました。前半は右サイドでのボール供給が少なく、攻撃の起点としての役割を果たすのに苦労しましたが、後半になると試合の流れを変える存在として活躍しました。彼はドリブル突破で相手守備を切り裂き、鋭いクロスを上げることで、同点ゴールの起点を作り出しました。
また、久保は試合を通じて守備にも貢献し、相手の攻撃を食い止める働きを見せました。後半24分には、巧みなトラップで相手をかわし、ペナルティーエリア内に侵入。ゴールを狙うも決定的な一撃には至らなかったものの、その積極的なプレーはチームにとって大きな刺激となりました。
現地メディアが評価する久保のパフォーマンス
この試合に対する現地メディアの評価も上々で、『エル・デスマルケ』は久保に「7」の高評価を与えました。前半は控えめなプレーが続いたものの、後半には調子を上げ、同点弾を演出したことが評価の要因となっています。『noticias de Gipuzkoa』でも彼の後半の奮闘ぶりを称賛し、特に同点ゴールを生み出したプレーを高く評価しました。
過密日程と久保の成長
過密日程の中でフル出場を続ける久保ですが、その体力と技術の両面での成長は目覚ましいものがあります。特に、試合終盤でも体力を維持し、重要な場面でのプレーに関与できる点は、彼のプロフェッショナルとしての進化を示しています。久保自身も「最後の方はきつかったですけど、後半は楽しくやれてたんで良かったです」と振り返り、今後の試合にも意欲を示しています。
Rソシエダードは、今回の引き分けによりリーグ戦での勝利が遠ざかっている状態にありますが、久保のような選手の存在はチームにとって大いなる希望です。彼のパフォーマンスがチーム全体に良い影響を与えることで、今後のシーズンの改善が期待されます。
[田中 誠]