スポーツ
2025年03月17日 08時10分

サニックス杯連覇!大津高校の山下虎太郎選手と村上葵選手の躍動

サニックス杯での大津高校の輝きと新たな挑戦

サニックス杯国際ユースサッカー大会2025での大津高校の連覇は、彼らの持つ潜在力と競技への熱意を如実に示しました。この大会で得点王と最優秀選手(MVP)に輝いたFW山下虎太郎選手の活躍は特筆すべきものであり、そのパフォーマンスはチームの勢いを加速させました。特に、彼が決めた決定的なゴールは、試合の流れを大津高校に引き寄せ、ライバルである東福岡高校を退ける重要な要素となりました。

山下選手のコメントからもわかるように、彼は得点率の向上を課題として捉えており、その課題克服が今回の結果につながったと自信を深めています。宮崎祐介コーチも彼の技術とプレースタイルの進化を高く評価し、彼の成長を称賛しました。

若き守護神、村上葵の挑戦と未来

村上選手は、試合後に「もっとシュートや攻撃を増やさないと」と振り返り、自身のプレーの向上に向けた意識を強く持っていることを示しました。彼のコメントからは、試合中の細かいミスを次にどう活かすかを考える姿勢が窺えます。これにより、今後のプレミアリーグWESTでのプレーに対する準備が進んでいることがうかがえます。

公立校としてのプライドと次なるステップ

大津高校は公立校として、プレミアリーグでの初優勝という偉業を成し遂げました。この成果は、選手たちの努力とチーム全体の結束力を象徴しています。しかし、この成功に甘んじることなく、選手たちは新たな目標に向けて動き出しています。

特に村上葵選手は、U-17日本高校選抜の選考合宿で得た自信と課題を胸に、次のリーグ戦での飛躍を目指しています。彼は「今年の大津のGKは違う」と言わせるようなプレーを見せたいと意気込みを語りました。彼のような若い選手がチームの中心となり、新たな挑戦に向けて準備を続ける姿勢は、大津高校の未来を明るく照らしています。

[高橋 悠真]

タグ
#サニックス杯
#大津高校サッカー
#高校サッカー