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2025年03月17日 20時11分

南野拓実、モナコで新たな挑戦!日本代表への思いと30歳の決意

南野拓実、30歳で迎える新たな挑戦:モナコでの成長と日本代表への決意

サッカー日本代表のMF南野拓実選手が、モナコとの契約を2027年6月まで延長しました。この決断は、過去の経験から得た教訓と未来への意欲を示すものです。彼のキャリアを振り返りながら、彼が選択した道の背景を探ってみましょう。

南野選手は、2019年にザルツブルクからリバプールへと移籍しました。しかし、リバプールでの出場機会は限られ、サウサンプトンへの期限付き移籍を経験するなど、思うように活躍の場を得られない時期が続きました。2022年のカタールW杯では、出場機会の少なさが影響し、本調子で大会を迎えることができませんでした。

しかし、今回モナコとの契約を延長した背景には、クラブでの安定した出場機会が大きく関与しています。南野選手は、「試合に出続けて、そのままのいいコンディションでW杯に臨めるかが重要」と語っており、クラブでのプレーを通じて自身のコンディションを維持し、次回のW杯に備えたいとの強い意志が伺えます。

モナコでの活躍とチームへの貢献

南野選手は、モナコでのプレーを通じて、攻守両面での貢献を求められています。特に、攻撃面でのターンやゴール前でのプレー、味方のスペースを作る動きが期待されているとのこと。彼自身も、「攻撃も守備も含めて貢献することを求められている」と認識しており、チームの一員としての役割をしっかりと果たしていく覚悟を示しています。

また、彼は30歳という節目を迎え、「年齢を重ねても気持ちは変わらずチャレンジャーのままでいたい」と語っています。これは、チームを牽引するベテラン選手としての自覚と、さらなる成長を目指す姿勢を表しています。

日本代表としての南野拓実

南野選手は、日本代表においても重要な役割を担っています。彼はこれまでのW杯アジア最終予選で全6試合にスタメン出場し、3得点を挙げるなど、チームに貢献してきました。彼の目標は、ホームでのバーレーン戦で勝利し、W杯出場を決定づけることです。「全員が勝ってW杯出場を決めたい」と語るように、チーム全体としての成功を強く望んでいます。

また、彼は「長友選手に負けないようにギラギラしたい」と、38歳でなお現役を続ける長友佑都選手との競争心を燃やしています。このような姿勢は、彼のモチベーションの高さとプロとしての意識の強さを感じさせます。

将来への展望

南野選手の契約延長は、彼が自らのキャリアにおいて安定を求めつつも、新たな挑戦を恐れない姿勢を示しています。モナコでのプレーを通じて、さらなる成長を遂げることが期待されると同時に、日本代表としても重要な役割を果たしていくことでしょう。

彼が今後どのような活躍を見せるのか、そして日本代表をどのように牽引していくのか、ファンとしても目が離せません。南野拓実選手の挑戦は続きます。

[鈴木 美咲]

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