スポーツ
2025年03月19日 22時10分
カブス鈴木誠也、日本凱旋シリーズでの試練と期待の行方
カブス・鈴木誠也、日本凱旋シリーズでの苦闘を乗り越えられるか
カブスの外野手、鈴木誠也選手が日本での開幕シリーズで厳しいスタートを切りました。東京ドームで行われたドジャースとの2連戦で、鈴木選手は8打数無安打、4三振という結果に終わり、チームは開幕2連敗を喫しました。日本ファンの前での凱旋試合でしたが、期待されていた豪快な打撃は見られませんでした。
調整不足か、それともプレッシャーか?
鈴木選手の不振は、試合前の調整不足やプレッシャーが影響した可能性があります。彼はメジャーリーグでの2年目を迎え、新たな環境での適応に苦労しているのかもしれません。日本での試合は彼にとって特別な意味を持つ一方で、地元ファンの期待に応えるプレッシャーがのしかかっていたことでしょう。
一方で、ドジャースの先発投手、佐々木朗希選手との対戦も影響したと考えられます。佐々木選手はメジャーデビュー戦で、初回から160キロ超えの速球を投げ込み、鈴木選手を含むカブス打線を圧倒しました。初対戦となる佐々木選手の独特なピッチングスタイルに、鈴木選手は翻弄されたようです。
大谷翔平との対照的な結果
鈴木選手にとって、この結果は挽回のきっかけとなるかもしれません。過去にも彼は困難を乗り越え、自らの実力を証明してきました。メジャーリーグでの経験を活かし、再び打撃面での調整を図ることで、次の試合での活躍が期待されます。
今後の課題と期待
カブスにとっても、開幕2連敗は痛手です。チーム全体の課題として、打線のつながりや投手陣の安定感が求められます。先発のスティール選手は4回で5失点し、試合を決定づけられてしまいました。このような状況の中で、鈴木選手の役割はますます重要となります。
[山本 菜々子]