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2025年03月20日 14時10分

遠藤航が語る日本サッカーの未来:ワールドカップ優勝への道

日本サッカー界の新たな野望:遠藤航が語る未来のビジョン

日本代表の強さの秘密

遠藤選手は、日本代表が強くなった理由として、選手たちの目標意識の高さを挙げました。代表メンバーの大半が海外でプレーしており、日々高いレベルの試合を経験していることが大きな要因となっています。実際、27人の代表招集メンバーのうち、22人が海外組であり、世界最高峰のチャンピオンズリーグには史上最多の11人の日本人選手が出場しています。これにより、選手たちは常に高いインテンシティーでプレーすることに慣れており、ワールドカップ本戦での強豪国との対戦にも備えています。

遠藤選手は、自身の環境を変えることでさらなる成長を遂げました。2023年8月にはイングランドの名門リバプールへ移籍し、チームの守備の要として活躍しています。彼の1対1の強さは現地サポーターからも高く評価されており、リバプールでの経験がワールドカップでの活躍にプラスになると、遠藤選手自身もポジティブに捉えています。

ワールドカップ優勝への道筋

遠藤選手の目標は明確です。「ワールドカップで優勝するために何をしなければいけないのかを考え、一人ひとりが意見を言い合いながら行動する」と、キャプテンとしてチームに訴えかけています。この姿勢は、チーム全体に浸透しており、久保建英選手や堂安律選手、三笘薫選手も同様に優勝を目指す意志を表明しています。

これまで日本代表はワールドカップでベスト16の壁を超えることができませんでしたが、遠藤選手はそのマインドセットこそが問題だと指摘します。「ベスト16ではなく、優勝を目指せるチームにすることが重要」と語り、そのための環境づくりを進めています。

次世代への影響

遠藤選手のリーダーシップは、今後の日本サッカー界にも大きな影響を与えることでしょう。彼がキャプテンとして掲げたビジョンが、将来的に日本がワールドカップで優勝する際の基盤となる可能性があります。彼自身、「10年後、20年後に日本がワールドカップで優勝したら、あの時の遠藤が言ったからこそ勝てたと思ってもらえるかもしれない」と語っています。

実際のところ、日本はまだワールドカップでのベスト8入りを果たしていませんが、遠藤選手のようなリーダーがいることで、選手たちの意識が変わりつつあります。これが今後の国際大会でのパフォーマンスにどのように影響を及ぼすのか、期待が高まります。

[高橋 悠真]

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