ク・ジュンヨプ、故バービィー・スーさんへの愛を込めた記念像制作

ク・ジュンヨプ、妻バービィー・スーさんへの最後の贈り物としての像制作

台湾の女優であり歌手だった故バービィー・スーさんのために、彼女の夫であるク・ジュンヨプが心を込めた記念像を制作しています。この像は、彼女への深い愛と敬意を表すものとして、台湾の新北市にある公園墓地の近くに設置される予定です。バービィー・スーさんは、急性肺炎で不慮の死を遂げ、彼女の突然の死は多くの人々に衝撃を与えました。

二人の映画のような再会と結婚

バービィー・スーさんの突然の死

しかし、その幸せは長く続きませんでした。バービィー・スーさんは2023年2月、日本旅行中にインフルエンザと肺炎を同時に発症し、命を落としました。この突然の出来事は、ク・ジュンヨプをはじめ、多くのファンや家族に大きな悲しみをもたらしました。彼女の死後、ク・ジュンヨプは極度の悲しみに暮れ、食事も喉を通らない日々を過ごしたと報じられました。

記念像制作への想い

そんな中で、ク・ジュンヨプは妻への最後の贈り物として、彼女の記念像を作る決断をしました。彼はデザイナーの友人と協力し、自分たちの手で像をデザインしました。この像には、バービィー・スーさんの生前の姿や、彼女の魅力が最大限に表現されることが期待されています。ク・ジュンヨプは、像に彼自身が最も好きだった彼女の特徴を反映させたいと考えているそうです。

像は彼女が安置されている金宝山から約400メートル離れた場所に設置される予定で、非公開での除幕式が計画されています。この場所は、台湾の有名スターや政財界の要人たちが眠る場所でもあり、彼女の存在感を永遠に刻むにふさわしい場所といえるでしょう。

家族とファンの支援

このプロジェクトに対して、バービィー・スーさんの家族も全面的に支持を表明しています。彼女の母親や妹でタレントのシュー・シーディーも、ク・ジュンヨプの意図を理解し、彼を励ましています。家族の支援を受けながら進められるこのプロジェクトは、彼女への愛と敬意の証として、多くの人々の心に残ることでしょう。

この像は、ただの記念碑以上の意味を持っています。それは、彼女の生き様と、彼女が遺した影響を永遠に記憶に留めるためのものです。ク・ジュンヨプのこのプロジェクトは、彼にとっても癒しのプロセスであり、彼女との思い出を形にすることで、彼自身の心の平穏を取り戻す手助けとなっているのかもしれません。

このようにして、バービィー・スーさんの記念像が完成する頃には、多くの人々が彼女の人生と愛を再び思い起こし、その影響を受けることでしょう。彼女の輝かしいキャリアと、彼女が人々に与えた感動は、これからも語り継がれていくに違いありません。

［山本 菜々子］