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2025年01月26日 21時11分

バイエルン、ゴレツカ負傷もリーグ5連勝!次戦はどうなる?

バイエルン、ゴレツカの負傷にもかかわらずリーグ5連勝を達成

バイエルン・ミュンヘンは、フライブルクとの激戦を制し、リーグ戦5連勝を達成しました。しかし、試合中に中心選手のレオン・ゴレツカが負傷し、ハムストリングの肉離れと診断されました。この負傷は、バイエルンの今後の試合にどのような影響を与えるのでしょうか。

ゴレツカの負傷は、フライブルク戦の前半38分のことでした。彼は敵陣でプレスをかけた際に左太ももを痛め、プレーを続行できなくなりました。幸いなことに、ゴレツカ自身が試合後に「重傷ではない」とSNSで報告し、クラブも数日間の離脱に留まると発表しました。しかし、彼の不在はチームにとって小さくない影響を及ぼす可能性があります。

バイエルンは、ハリー・ケインとキム・ミンジェの得点により、フライブルクを1-2で下しました。ケインは、巧みなターンから低弾道のシュートをゴール左に突き刺し、先制点を挙げました。そして、キム・ミンジェがコーナーキックからのヘディングで追加点を奪い、試合を決定づけました。フライブルクは堂安律の正確なコーナーキックから1点を返したものの、バイエルンの堅固な守備を崩すことはできませんでした。

この試合の勝利によって、バイエルンはリーグ戦5連勝を飾り、首位の座を堅持しました。直近のチャンピオンズリーグでのフェイエノールト戦での敗北を受け、チームはリーグ戦での巻き返しを図っていました。その中でのゴレツカの負傷は、短期的には大きな打撃となるかもしれませんが、彼の早期復帰が期待されています。

フライブルク戦での勝利は重要な意味を持ちますが、バイエルンは今後も厳しいスケジュールが続きます。特に、守備陣の立て直しが急務となるでしょう。試合中、キミッヒはゴレツカの代わりにセントラルMFとしてプレーしましたが、今後もこのような柔軟な配置転換が続く可能性があります。コンパニ監督は、ディフェンスラインにおいても選手の入れ替えを行い、試合ごとに最適な布陣を模索しています。

バイエルンにとって、このような選手層の厚さは大きなアドバンテージですが、選手のコンディション管理も重要です。ゴレツカのような中盤の要が不在となると、他の選手たちがその穴を埋める必要があります。特に、今後のチャンピオンズリーグの戦いを見据えると、選手全員が高いパフォーマンスを維持することが求められます。

一方、フライブルクにとっては、堂安律の活躍が光る一戦となりました。彼の正確なコーナーキックは、チームに得点機会をもたらし、攻撃の起点となりました。しかし、チーム全体としては、守備の立て直しが急務です。2試合連続で4失点を喫していることからも、ディフェンスラインの改善が必要不可欠です。ホームでのバイエルン戦では、堂安を中心とした攻撃陣が奮闘しましたが、結果には結びつきませんでした。

バイエルンとフライブルクの対戦は、ブンデスリーガの今後を占う試金石となる試合でした。バイエルンは、リーグ戦での安定したパフォーマンスを維持しながら、ゴレツカの負傷という難題を乗り越えなければなりません。そして、フライブルクは、ディフェンスの強化を図り、今後のリーグ戦での巻き返しを目指す必要があります。

[佐藤 健一]

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