スポーツ
2025年01月30日 10時10分

明徳義塾と横浜高校、センバツ高校野球2025の注目対決

明徳義塾の復活と横浜の挑戦:センバツ高校野球2025の見どころ

明徳義塾の再挑戦:エース池崎安侍朗の存在感

明徳義塾は、甲子園の舞台から遠ざかっていた期間を経て、4年ぶりのセンバツ出場を果たしました。昨年秋には高知県大会から四国大会に至るまで、圧倒的な強さを見せつけました。その原動力となったのが、エース左腕の池崎安侍朗投手です。池崎投手は、昨年夏の甲子園で100球以内で完封勝利する「マダックス」を達成し、国民スポーツ大会では優勝校・京都国際を相手に10回を完投するなど、安定したピッチングでチームを支えました。

横浜高校、19年ぶりの優勝を目指して

一方、横浜高校は昨秋の明治神宮大会で優勝を果たし、センバツでも優勝候補の筆頭とされています。2年生左腕の奥村頼投手と、1年生ながらも存在感を示す右腕の織田翔希投手という左右の2枚看板がチームの強力な投手陣を形成しています。織田投手は、地元北九州市での練習を経て、神奈川県内の強豪校との試合を通じて着実に力をつけてきました。

特に、明徳義塾との明治神宮大会準々決勝では、池崎投手との投げ合いを制し、完封勝利を収めたことは記憶に新しいです。織田投手は、自身の投球スタイルを確立するため、村田浩明監督の指導の下、キャッチボールから改めて基礎を見直し、成長を遂げています。彼の精神的な成長もまた、チームの勝利への大きな原動力となっています。

甲子園での熱戦が期待される

明徳義塾と横浜高校、両校はそれぞれ異なる道のりを経て、甲子園に挑みます。明徳義塾はこれまでの経験を活かし、初の優勝を目指して挑戦。一方で、横浜高校は19年ぶりのセンバツ制覇を狙い、強力な投手陣と切れ目のない打線で対抗します。

[鈴木 美咲]

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